【スタッフの独り言】人生2回目の干し柿作り!渋柿が甘くなる不思議

【スタッフの独り言】人生2回目の干し柿作り!渋柿が甘くなる不思議

こんばんは。エミュールの寺田です(^O^)/

今日は節分ですね。
私が子供の頃には、恵方巻を食べる習慣はなく、節分といえば豆まきでした。

最近では食品ロスの問題が取り上げられることも多く、売れ残った恵方巻が廃棄されるという話を耳にします。

そんな背景もあり、私は「太巻きは食べたいときに食べよう」と思うわけです。

さて、今回は食品ロスとは対極ともいえそうな、渋柿を使って干し柿を作ったお話です。

干し柿の思い出

母が干し柿好きだったので、冬になると食べている姿をよく見ていました。
しかし、子供の頃はその美味しさが分からず…。

ところが最近になって、干し柿の魅力を理解できるように。
まるで、大人になってお酒の美味しさが分かる感覚に似ています。

そんな思い出もあり、今回は自分で作ることに挑戦。

人生2回目の干し柿作りに挑戦!

年末、ご近所さんの柿の収穫をお手伝いした際、甘柿だけでなく大量の渋柿もいただきました。

ただ、100個以上の渋柿を前に、「こんなに加工できるのか…」と不安に。

しかし、お正月休みに根性で皮をむき、約1か月間干して、ついに完成しました。

また、外に干すとカラスに食べられてしまいそうだったので、家の中に干しました。

しかし、家の中に100個の柿がぶら下がる光景はなかなかシュールでした(笑)。

まるで柿の「のれん」のようで、隣に赤ちょうちんでもあれば、おもわずくぐりたくなるような雰囲気でした(笑)。

そして本日、試食してみたところ、驚くほど美味しい!
手間はかかるけれど、その分、愛着もひとしおです。

早速、作った干し柿をご近所さんにお裾分けしたところ、

「実は干し柿が好きなんです!」

という人が意外にも多く、とっても喜んでいただけました。

干し柿作り

【プチ情報】渋柿と干し柿の関係

渋柿はそのままだと強烈な渋みがあり、とても食べられたものではありません。
しかし、ちょっとした工夫で甘くなるのが渋柿の面白いところ。

渋柿を甘くする方法

  • 干す(干し柿)
  • 焼酎につける
  • 冷凍→解凍する

 

なぜ干し柿には渋柿が適しているのか?

  • 渋柿の方が糖度が高い
  • 干すことでタンニンが不溶化し、渋みを感じなくなる
  • 甘柿でも干し柿は作れるが、糖度が低く、仕上がりが柔らかくなる

つまり、「渋柿だからこそ、甘くて美味しい干し柿ができる」ということですね。

干し柿の魅力と注意点

干し柿の自然な甘さと濃厚な味わいは、一度ハマるとやめられません。気づいたら2個、3個と食べてしまいます。

ただし、干し柿は糖分が高いため、食べ過ぎには注意が必要。
美味しいからといって食べ過ぎると、カロリーオーバーになってしまうことも…(笑)。

まとめ

干し柿作りは手間がかかるものの、できあがった時の喜びはひとしお。今年の干し柿は大成功!

ご近所さんにも喜ばれ、干し柿の人気の高さを再確認しました。
また来年も作りたいと思います。

さて、あなたは干し柿、好きですか?

それでは、また来週♪