乾燥しがちな脚や腕、ボディクリームを塗っても改善しない時の対策は?

乾燥しがちな脚や腕、ボディクリームを塗っても改善しない時の対策は?

冬は空気の乾燥、夏は紫外線やエアコンで・・・年間を通して私たちのお肌は乾燥にさらされています。
さらに、乾燥からかゆみを発症している方も、
少なくないのでは?

顔は化粧水、クリーム、美容液・・・と
手厚いケアをしていますが、身体の乾燥対策と言えば、お風呂上りにボディクリームを塗る事くらいですよね。ここでは、それでも改善されないボディの乾燥対策について考えてみます。

そもそも脚や腕はどうして乾燥しやすいのでしょうか?

顔は手厚いケアに加えて、皮膚表面のTゾーンなどに多く存在している皮脂腺から皮脂が分泌されていています。そして汗などの水分と皮脂が乳化されると「天然のクリーム」のように皮脂膜がつくられて、お肌の表面を乾燥から守り、保護してくれるのです。

ところが、腕や脚は皮脂腺が少なく、さらに皮脂の分泌も少ないため、乾燥しがちになってしまうのです。特に足の裏、かかとには皮脂腺が全くないため、乾燥しやすいのです。かかとがガサガサしている!なんて方も多いのではないでしょうか。また、脚の裏が蒸れるのは汗によるものですので、水分だけでは「天然のクリーム」は作れず、乾燥してしまうのです。

ボディクリームだけでは改善されない脚や腕の「頑固な乾燥肌」の対策は?

頑固な乾燥肌で考えられる原因は入浴方法にあるかもしれません。身体の洗い方、お風呂の温度、入浴時間などを工夫することで、乾燥肌が改善されることもありますので、是非参考にしてみてくださいね!

入浴時は、身体をゴシゴシ洗いしない!「お風呂につかるだけ」で乾燥肌が改善!

皮膚の汚れはほとんどが水溶性のため、お風呂につかるだけでほとんどの汚れは洗い流すことができ、清潔を保つことが出来ます。逆にゴシゴシと洗いすぎてしまうと、お肌に必要な皮脂や皮膚の常在菌まで流れてしまい、乾燥や肌トラブルを招きやすくなってしまいます。では、具体的な入浴方法をお伝えいたします。

【乾燥対策の入浴法】

・10分程度浴槽にしっかりつかる

・お湯の温度は熱すぎると皮脂が流れてしまいますので、できれば40度くらいが理想です

・ただし、皮脂腺が多く、汗やニオイがこもりがちな部分、例えば背中や胸、わきの下、へそ、デリケートゾーンなどは洗浄剤をよく泡立てこすらずに優しく洗います。洗浄剤はできれば肌に成分が残りにくいシンプルな固形石鹸がおススメです。

・洗浄剤を使って洗ったところは、しっかりと洗い流す

・保湿成分が配合されている入浴剤をつかう

汚れが落ちて、保湿もできる入浴剤「エミュールミネラルバスパウダー

入浴剤といっても、血行促進、保温効果、保湿効果、香りによるリラックス効果など。色々な種類がありますが、エミュールミネラルバスパウダーの特徴は、皮脂や汗などの汚れ、かかと等の角質もキレイに除去して、保湿もできるというところ。

「浸かるだけ入浴法」にはおススメの入浴剤です!

「お風呂に浸かるだけ」入浴法、乾燥肌改善以外にもメリットがたくさん!

・ゴシゴシ洗いをしないことで、肌への摩擦が軽減されて、美肌に誘います

・浴槽にゆっくりと浸かることでストレス発散効果、リラックス効果が期待できます

・ダイエット中はよくお風呂に浸かりましょうといわれますが、血行がよくなり、新陳代謝が促進されます。

・お風呂に浸かるだけなので、何の準備の無く、お金もかからず、忙しい方でもすぐに始めることができます。

インナードライの方にもおすすめです!

ところで、「インナードライ」という言葉と聞いたことありますか?

インナードライとは、お肌の表面は皮脂でべたついていて、一見潤っているようにも見えるのですが、実は角層の中はカラカラに乾燥している状態を「インナードライ肌」またの名を「隠れ乾燥肌」とも言います。

このような「インナードライ肌」は皮膚表面の皮脂が気になり自分は「脂性肌」と思い込んで、肌の皮脂やテカリを取ろうとして、ゴシゴシ洗ったりすると、逆に皮脂が多く分泌されて、角層の中まで水分が入りにくくなってしまい、さらに乾燥が進んでしまい、悪循環に陥ってしまう可能性があります。

インナードライ肌の原因は様々ですが、「お風呂に浸かるだけ」入浴法はゴシゴシ洗いによるお肌への摩擦を軽減することが出来るため、しっかりとスキンケアをしていても、皮脂がですぎるなど、お肌の調子が悪い方は、試してみてはいかがでしょうか。

↓ お風呂に浸かるだけで角質ケアと保湿が同時にできる入浴剤 ↓