老化現象といって思浮かべるのはどんなことですか?老眼、白髪、シミ、シワなど考えるときりがないですが、老化現象は人それぞれ異なります。そして老化現象を感じる度に、いろいろな部分の老化が気になってくるのです。
そこで、今回は「首のシワ」についてお話したいと思います。
意外と見られている?「首のシワ」
顔のお手入れは念入りにしていて、シミやシワに敏感な方は多いですが、首のシワについてはいかがですか?あまり気にしていない方も多いのではないでしょうか?
若い時にはまったく気にならない首のシワも、「年齢が出る」といわれる場所でもあるためか、加齢とともに老化が顕著に出る部分でもあります。また首のシワは意外と見られている場所でもあるので、今からきちんとケアをしましょう。
首のシワはどうしてできるの?
■加齢によるコラーゲンの減少
首のシワの一番の原因として考えられるのは、コラーゲンの減少によって、弾力が無くなることです。首も顔と同じくコラーゲンによって弾力が保たれていますので、加齢などでコラーゲンが減少することで、シワができやすくなります。また首は顔に比べると汗腺の量が3倍ほど多く、汗をかきやすいため、乾燥小じわなどは目立ちません。しかし、肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの成分が減少すると、いきなり深いシワになってしまいます。その為、深いシワができる首は年齢が出やすいと言われています。
■首の皮膚は薄いため、たるみやシワができやすい
首の皮膚は薄くて、顔の皮膚の3分の2程度の薄さしかありません。にもかかわらず、重い頭を支えたり、さらに前後左右に動かし運動量が多いためとてもたるみやすいのです。
また、顔の表情筋が衰えてくることで、どんどん皮膚が下がってきますので、それも首にシワができる原因になります。
■紫外線を浴びやすい場所のため
紫外線はシミができる原因だけではなく、紫外線のなかでもA波は肌の奥深くの真皮まで届くため、コラーゲンを破壊する力をもっています。そのためコラーゲンが減少して弾力が低下して、シワになりやすくなります。首は顔と同じく年間通して紫外線を浴びる場所でもあります。そのため顔にと同じように首も日焼け留めを塗るようにしましょう!
■姿勢の悪さによってシワができやすくなる
首の皮膚は薄くてたるみやすいため、シワが寄った状態でいると、それが本当のシワにつながってしまいます。例えば枕の高さがあっていない、よく頬杖をついている、猫背、スマホばかり見て下を向いている・・・など思い当たる方はいらっしゃいませんか?これらは首のシワができやすい姿勢ですので、くれぐれも気を付けましょう。
首のシワを作らないようにするには?
首のシワは加齢とともにできやすいとはいえ、正しいケアをすることでキレイに保つことが可能です。毎日お顔と同じくきちんとケアをしてあげましょう。
しっかりと保湿をする
首には顔の3倍の汗腺があると言われていて、汗でべたつきやすい場所でもありますが、その分皮膚表面の水分が失われていますので、乾燥しやすい場所でもあります。そこで、顔に化粧水や乳液、美容液を塗る時には、顔だけで終わらせず、首からデコルテまでしっかりぬって保湿することで、たるみを予防することが出来ます。
マッサージをする
リンパマッサージをして、老廃物を溜めないようにしましょう。リンパや血液の流れが良いと老廃物をしっかりと排出することができてお肌のハリや潤いが出てきます。また、すでにシワができてしまった方は、少し上を見上げて、鎖骨から顎までの間を首の中心から下から上にシワを伸ばすようなイメージでマッサージしましょう。
シワができるような状況を排除する
【自分に合った枕を選ぶ】
核らが高すぎても低すぎても首にシワが寄りますので、自分に合った高さの枕を使うようにしましょう。最近では百貨店の寝具売り場などでは、きちんと測定をして自分に合った枕を選ぶことが出来ます。
【正しい姿勢を保つ】
普段の生活をする際パソコン使う時や、仕事をする上でデスクワークの方などはパソコンを除きこむような前かがみの姿勢はシワになりやすいので気をつけましょう。またスマホを見る時も下を向かないよう、画面を目線の位置までもってくるなどして、できるだけ下を向かないように工夫をしましょう。
【日焼け止めを塗る】
紫外線はコラーゲンを破壊してシワの原因になりますので、日焼け止めは顔だけで終わらせず、首からデコルテまでぬるようにしましょう。また、食事においてもコラーゲンの摂取を心がけましょう。
まとめ
誰だって年齢よりも若く見られたいと思うものです。ところが、首のシワがあると年齢よりも老けて見えたりして、見た目の印象は大きく変わってきます。
日常生活において、首にシワを寄せないように気を付けることで予防することが出来ます。毎日しっかりとケアをしてシワができないように心がけましょう。
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