皆さんは、毎日お風呂に入った時には、古くなった角質や皮脂を落とすために、石けんで体を洗っていると思います。
というと「何を当たり前のことをいっているんだ?」と思われるかもしれませんが、実は、体を洗浄するためには、必ずしも「石けんが必要」というわけではありません。逆に石けんを使いすぎたり、体の洗い方を誤ると、お肌のトラブルを招く可能性があります。
ここでは、美肌を保ちながら、体の汚れをおとすお風呂の入り方をご紹介します。
実は石けんはいらなかった?!
驚く方もいらっしゃるかもしれませんが、お風呂に入ったら、当たり前のように使っている石けんですが、体の汚れを落としたり、美肌を保つために、石けんは必ずしも必要というわけではありません。
基本的には苛性ソーと油で固めて作られる石けんは、人間の皮膚に付着している不要な皮脂や角質だけでなく、皮膚を紫外線や化学物質から守るためのバリア機能として必要な皮脂まで洗い流してしまう可能性があります。
すると、お肌のかゆみや乾燥を招いたりして、肌トラブルの原因になってしまいます。
美肌を目指すなら、温めのお湯に浸かるだけでOK!
特に寒い季節は体を温めるために、熱めのお湯に浸かるのが好きという方は、お風呂上りにお肌が乾燥したり、痒くなったりした経験があるのではないでしょうか?
これは、熱いお湯によって、お肌に必要な皮脂まで流されてしまうからなのです。
そこで、熱いお湯に浸かるのが習慣になっている方にとっては、少し物足りないかもしれませんが、お風呂の温度は38度から40度に設定をして、少しぬるめのお湯に浸かるようにしましょう。
ぬるめのお湯に5分から、長くても15分位浸かるだけでも、毛穴が開いて汚れが流れてくれます。するとお肌に必要なバリア機能である皮脂がお肌に残るため、お肌のトラブルも軽減します。
体のゴシゴシ洗いは厳禁!
このように、基本的にはお風呂につかるだけでも十分体の汚れは落ちるのですが、それでも、やっぱり体を洗いたい!!という方もいらっしゃるでしょう。
でも、乾燥からお肌をまもり、美肌に近づくためには、やはり体をゴシゴシ洗う事はおすすめできません。特に、ナイロンタオルなどでゴシゴシ洗うのは、もっても他です。
体を石けんで洗いたい場合は、できるだけ泡を立てて、汚れが気になるところを、優しく手で洗うようにしましょう。
お風呂上りは5分以内に保湿ケア!
お風呂から上がったと同時にお肌は乾燥し始めます。そのため、体の水分をふきとったら5分以内には顔や身体など、しっかりと保湿クリームや乳液を塗って、体の潤いが逃げないようにケアをしましょう。
まとめ
毎日の入浴方法を変えるだけで、少しずつお肌のトラブルも解消されて美肌に近づくことでしょう。頑張ってトラブル知らずの美肌を目指して下さいね!
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