今、流行りの肩からデコルテを見せるオフショルダー。鎖骨から艶やかなデコルテを見せるファッションは女性らしいセクシーな魅力を引き出してくれます。
ところが、デコルテやちらりと見える背中にニキビや湿疹ができると、人の視線が気になって、せっかくおしゃれをしようとしても、テンションが下がってしてしまいます。
ここでは、これから肌を露出するファッションが多くなってくる季節に向けて、デコルテや背中のスキンケアについてご紹介します。
顔だけじゃない体の「Tゾーン」について
Tゾーンと聞いて、思い浮かべるのは、額と鼻先のTゾーンですよね。このTゾーンの特徴は、皮脂腺が多く、皮脂が分泌されやすいという点です。
さらに、体にも顔と同じように、皮脂腺が多い場所が存在します。その場所とは、今回のタイトルにある「デコルテ」と「背中」です。
実は、体の中心には皮脂腺が多いため、額、鼻筋、デコルテ、背中は皮脂が多く出やすいのです。そのため、老廃物が溜まりやすく、ニキビが出来たり、毛穴が黒ずんだりしやすい状態にあります。
顔にあるTゾーンはしっかりとケアをしていても、デコルテや特に自分で確認することができない背中は、目が行き届かずついついケアを怠ってしまい、気付いた時にはニキビができていた・・・なんてことに。
お風呂で体をあらう順番がポイント!
デコルテや背中には皮脂腺が多いため、毛穴に皮脂が詰まったり、その詰まった皮脂が酸化たりして、ニキビができやすい状態にあります。そこで、フェイスケアと同じように毎日きちんと皮脂や老廃物を洗浄しましょう。
ただ、ここで気をつけなければならないのは、入浴をしたときの洗う順番です。デコルテや背中の肌トラブルの原因に、コンディショナーの流しの残しが考えられます。髪を洗って髪にコンディションーを浸透させている間に、体を洗い、最後にコンディショナーを流してお風呂から上がる場合、コンディショナーがデコルテや背中についているのに、気付かずにそのままお風呂から上がってしまい、それが刺激となってお肌が荒れたり、ニキビができてしまう原因になっていることもあります。
そのため、コンディショナーも流した後、最後に体を洗ってお風呂から上がるようにすると、流し残しを防ぐことが出来ます。
また、シャンプーは洗浄力が強かったり、コンディショナーは髪を保護する成分が多く含まれている為、特にお肌が弱い方は、洗浄からすすぎ終わるまで、できるだけ洗浄成分やトリートメント剤が体に触れないように、前かがみになって洗髪するようにしましょう。
お風呂上りはしっかり保湿を
お風呂上りに顔にはすぐに化粧水やクリームを塗る方も、ボディークリームは冬しか塗らない…という方も多いのではないでしょうか?顔も体も皮膚の厚さは異なりますが、皮膚の構造自体は変わりません。そのため、皮脂はお肌を守るためのバリア機能としての役割があり、お風呂で洗い流されてしまった皮脂は、きちんと分泌されるのですが、お風呂上りは洗浄剤や熱いお湯などで、必要以上に皮脂が洗い流されてしばらくの間お肌が、乾燥状態になるため、皮膚がバリア機能を作ろうと、過剰に皮脂を分泌し出してしまいます。
そのため、お風呂上りは、過剰に皮脂が分泌しないように、体もしっかりと保湿をするようにしましょう。
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