アトピー体質の方やお肌が弱い方のお肌か乾燥傾向にあり、常に敏感な状態になっています。そして乾燥から慢性的なかゆみに悩まされている方も少なくありません。
アトピー体質にかかわらず、お肌は清潔にしなければなりませんが、お風呂に入りたくても、水道水による残留塩素の刺激で気持ちよいバスタイムを過ごすのが難しい方が多いのが現状のようです。
そこで、「アトピー体質」の方がお風呂に入る時に気を付けることをご紹介いたします!
■アトピー体質の方はお風呂が苦手になる原因は?
お風呂は身体を清潔にするだけではなく、体を温めて新陳代謝を促したり、リラックス効果をもたらしたり、心身ともに様々な良い効果が期待できます。
しかし、アトピー体質やお肌がと弱い方にとっては、水道水に含まれる残留塩素や、お風呂の水温によってはお肌の刺激になって、ピリピリしたり痛みを感じたりして、お風呂に浸かることがでずに、シャワーだけ浴びてお風呂に浸からずに上がってしまう方が多いようです。
でもそんなシャワーですら、長く浴びていると刺激になってサッと浴びて出てしまう方や、お湯の刺激を考えると、お風呂自体に入るのが億劫になってしまうという実情もあります。
■アトピー性皮膚炎や敏感肌の状態とは?
アトピー性皮膚炎の方は、ステロイドを使用されることが多いですが、ステロイドは以前に塗ったものが残っていると効果が出にくいと言われています。
アトピー性皮膚炎はブドウ球菌の繁殖が原因のひとつともいわれていますが、お肌が清潔に保たれていないとブドウ球菌などの雑菌が繁殖して、さらに症状を悪貨されることも有ります。
また、かゆみに耐えられず、繰り返し?くことで、皮膚がゴワゴワと厚く硬くなったり、固く盛り上がりさらにかゆみが持続するようになります。
このように皮膚がかたくなると、やはり薬をにっても浸透しないため、効果が薄れてしまいます。
アトピー体質や敏感肌の方は、お肌が乾燥しやすく、皮膚のバリア機能が弱くなっています。乾燥した皮膚は外部からの刺激や異物が入り込みやすく、掻いたり、こすったりした時のような物理的な刺激に加え、汗や石鹸や化粧品や紫外線なども刺激となり、症状が悪化してしまいます。
■正しい入浴法でお風呂の刺激を抑えてましょう!
アトピー体質や敏感肌の方がお風呂に入る時に気を付けて頂きたいのは、お風呂の温度とお風呂に浸かる時間、体の洗い方、そして残留塩素を緩和することです。
お風呂の温度は高い程、皮膚への刺激も高くなりかゆみや炎症がひどくなってしまうことがあります。そのため浴槽の温度は38度くらいの低めの温度に設定するのがおススメです。
また、お風呂に浸かる時間ですが、10分位浸かることで硬くなった皮膚が柔らかくなり汚れも落ちやすくなります。
ここで注意したいのは、体を洗う時に、石鹸でゴシゴシとこすること、柔らかくなったが刺激をうけやすくなっていますので、泡立てた石鹸で、ゴシゴシとこすらずに優しく肌をさする程度に洗うようにしましょう。
また、水道水には残留塩素が含まれていますので、残留塩素を緩和する効果があって、御肌の刺激がない入浴剤などをいれるのがおススメです。
そしてお風呂上りは、お肌のバリア機能をしっかりと機能させるためにしっかりと保湿をしましょう。