入浴剤の種類と効果の違い

入浴剤の種類と効果の違い

日本人は無類のお風呂好きとして世界的にも有名で、コンビニ・スーパー・デパートなど、様々な場所で様々な入浴剤が販売されています。入浴剤と一口に言っても、含まれる成分によってその種類や効果は多種多様です。そこで今回は、どんな入浴剤の種類があるのか、どのような効果の違いがあるのかを見てみましょう。目的によって使用する入浴剤を替えると、より充実したバスタイムを過ごすことができます。

目的に合わせて入浴剤を選ぼう!

入浴剤には様々な種類と効果が存在するため、目的に合わせて入浴剤を選ぶようにしましょう。ここでは、効果に着目して、どのようなタイプの入浴剤があるのかをご紹介します。

寒い冬にぴったり!身体を芯から温める入浴剤

寒い冬には、温かいお風呂に入って身体の芯から温まりたいものです。また、手先や足先が冷えやすい方や寒さが苦手な方は、しっかりとお風呂で温まってからでないと、なかなか寝付けなかったり疲れが取れなかったり、ということもあるでしょう。このようなお悩みをお持ちの方には、「無機塩類系」や「薬用植物系」の入浴剤をお勧めします。

無機塩類系

「無機塩類系」の入浴剤は、皮膚の表面にヴェールを作る効果があり、保温効果を高め湯冷めしにくくするという効果があります。更に、お湯を柔らかくしたり、肌を清浄にしたりという嬉しい効果もあります。「無機塩類系」の入浴剤に含まれる主な成分としては、硫酸ナトリウム・硫酸マグネシウム・炭酸ナトリウム・炭酸マグネシウムなどの、ミネラルを主成分とするものが挙げられます。

薬用植物系

「薬用植物系」の入浴剤は、血行を促進し温熱効果を高める効果があり、植物や自然を連想させるような心地よい香りのするものが一般的です。含まれている生薬によっては、更に、保湿や美肌効果を期待できる入浴剤もあります。「薬用植物系」の入浴剤に含まれる主な成分としては、センキュウ・ウイキョウ・トウキ・カミツレ・ショウブなどが挙げられます。

毎日の仕事や家事の疲れを癒したい方に

毎日の仕事や家事の終わりに、入浴剤の入ったお風呂に入るのが楽しみ!という方は少なくないでしょう。疲れた身体をリフレッシュしたい方や、さっぱりして気分爽快にしたい方、肩凝りや腰痛にお悩みの方には、「炭酸ガス系」や「清涼系」の入浴剤をお勧めします。

炭酸ガス系

「炭酸ガス系」の入浴剤は、炭酸ガスが皮下内に入りこむことで血管を拡張し、血流量を増やして新陳代謝を促す効果があります。血行が良くなることで、毎日の疲れや各部の痛みをやさしく軽減してくれるでしょう。「炭酸ガス系」の入浴剤に含まれる主な成分は、炭酸ナトリウムや炭酸水素ナトリウムなどの炭酸塩に、コハク酸やフマル酸などを組み合わせたものが一般的です。

清涼系

「清涼系」の入浴剤は、すーっとする冷感がクセになる、暑い夏や男性の方におすすめです。メントールという成分によって冷感が生まれています。
女性に嬉しい保湿・美容効果がある入浴剤
美容に敏感な女性の方や、乾燥肌や敏感肌にお悩みの方であれば、美容効果や保湿効果の高い入浴剤をお勧めします。代表的なものとして、「酵素類系」や「スキンケア系」の入浴剤があります。

酵素類系

「酵素類系」の入浴剤は、古くなった角質を分解し、毛穴や皮膚の溝に入り込んだ汚れを洗浄する効果があります。清潔でなめらかな若々しい肌を手に入れることができます。主な成分は、パパイン・パンクレアチン・蛋白質分解酵素などが挙げられます。

スキンケア系

「スキンケア系」の入浴剤は、主に「保湿」を目的に作られています。全身に保湿成分が吸着浸透し、しっとりした肌を作り出し、入浴後の水分の蒸発を防ぎ、もちもち・プルプルなお肌を手に入れることができます。主な成分は、セラミド・コレステリルエステル・ホホバ油・オリーブ油・海藻由来オイルなどが挙げられます。


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