これから夏本番!
最近の日本では、猛暑が頻繁に発生するようになり、少し外に出ただけでも、運動をしたときのように、汗が噴き出してきますね。
汗をかくと体がベトベトして不快感だけでなく、ニオイも気になります。
そこで今回のコラムでは汗のニオイの原因や、効果的なニオイ対策についてご紹介してまいりますので、是非参考にしてみてくださいね!
汗が臭う原因はなに?
汗そのものは、無臭ですが、汗をかいてそのままにしておくとニオイを発してきます。
また、汗には「エクリン腺」と「アポクリン腺」の2種類の汗腺が存在しています。
■「エクリン腺」とは?
エクリン腺はカラダのいたるところにある汗腺で、体温を調節する働きがあります。
エクリン腺からでる汗は、ニオイの原因物質はほとんど含まれておらず、汗のほとんどは水分です。
ところが汗をかいてそのまま放置しておくことで、皮膚の表面にある皮脂や角質などの汚れと混ざり合って、それが細菌に分解されることでニオイを発します。
■「アポクリン線」とは?
アポクリン腺は、ワキの下や肛門の周りなど、限られた部位にある汗腺で、ベタベタとした脂っぽい汗でダラダラと流れることが多いです。
またアポクリン腺は毛根を包んでいる毛包という袋とともに存在しており、毛穴から汗が出てきます。
アポクリン腺もエクリン腺同様に、本来は無臭なのですが、微量のタンパク質が含まれているため、
汗が皮膚表面の細菌に分解されることで、独特の臭いが発生します。
汗臭いのは、疲労やストレスが原因の可能性も!?
疲労やストレスによって、血液中のアンモニア濃度が高くなることで、汗とアンモニアが混ざりあって、
ツーンとしたニオイを発することがあります。これは「疲労臭」とか「ストレス臭」と呼ばれるものです。
そのため、日ごろから適度に休養をとったり、ストレスを溜めないような生活を心がけることも大切です。
教えて!効果的な汗のニオイ対策とは?
・汗をかいたら、素早くふき取り、カラダを清潔に保つことが基本
汗をかいたら、できるだけ早めにふき取ることが、ニオイ対策の基本です。
汗をかいてから約1時間位経つとニオイを発し始めると言われていますので、できれば1時間以内に、
汗を拭き取り、ニオイの原因を断つことが大切です。
・夜はしっかりバスタブにつかり、朝は1分間のシャワーが効果的
お風呂はシャワーで済ませてしまう人がいらっしゃいますが、できれば、
40℃前後の少しぬるめのお湯に、5分以上かって、しっかりとアポクリン腺から汗をかいて、
ニオイの元になる汗を出しておきます。
そして、朝は少し早起きをして、寝ている間にかいた汗や余分な皮脂や垢などを落とすために、
軽くシャワーを浴びると、ニオイの原因物質が洗い流されて、日中、汗をかいても、
ニオイが発生しにくくなります。
また、入浴剤の「エミュールミネラルバスパウダー」を使ったお客様からは、
「汗のニオイが気にならなくなった」というお声を頂く事も多いので、気になる方は一度、
お試しになってみてはいかがでしょうか。
更に「エミュール ファインバブルシャワー」は毛穴よりも小さいバブルが発生しているため、
毛穴の底までしっかりと洗い流してくれます。こちらは残念ながら、お試しすることは出来ませんが、
比較サイトを発見しましたので、ご参考にしてみてくださいね!
・こまめに足裏の角質ケアをする
足裏は、汗腺が多く存在しているため、汗をかきやすい部位で、ニオイが発生しがちです。
また、カカトには皮脂腺がないため、角質が溜まりやすいのですが、
角質をそのまま放置しておくと、雑菌が繁殖しやすくなり、それがニオイの原因となります。
そのため、こまめに角質ケアもするようにしましょう。
・頭皮ケアもしっかりと!
毛髪がある頭皮から汗をかくことで、とくに夏場はとっても蒸れやすくなり、
ニオイを発する原因となります。頭皮ケアができるシャンプーや、
最近話題の毛穴よりも小さなバブルが発生する「ファインバブルシャワー」などを使って、
頭皮や毛穴もしっかりと洗うようにしましょう。
・制汗剤やボディシートを活用する
汗のニオイケア商品と言えば、制汗剤とボディシートが代表的ですが、
シーンに応じて使い分ける必要があります。
汗をかいて、スプレータイプの制汗剤でシューとすると、すっきりとした感じがしますが、
実は汗をかいた状態で、皮膚に汗が残った状態で使用しても、効果は半減です。
まずは、しっかりとボディシートで汗を拭きとって、皮膚を清潔な状態にした肌に、
制汗剤を使うことで、しっかりとニオイケアをすることができます。
・汗取りパットを利用する
衣類に取り付ける「汗取りパット」には、抗菌タイプや消臭タイプなどがあり、
脇から汗をかきやすい方は、汗取りパットを利用するのもおススメです。
特に脇の下は「アポクリン腺」からでる汗で、脇汗によって、服が黄ばんでしまうこともあります。
そのため、ニオイ対策だけでなく、お気に入りの洋服を守りたい場合にも効果的です。
なかなか汗がひかない時の対処方は?
外出したときや、運動の後、入浴後など、なかなか汗が止まらない時は、
濡れたタオルや、ハンカチなどの布で保冷剤を包んで、首筋、手首、足の裏、膝の裏を冷やすと、
血管が冷やされて、汗がひきやすくなります。
まとめ
汗のニオイケアは、夏場のマナーとも言えます。
毎日お風呂に浸かったり、朝シャワーを浴びることで、ニオイが軽減されることが分かりました!
単にニオイ対策だけでなく、お風呂に浸かれば、カラダも心もリフレッシュできて、
ストレス発散にもつながります!これを機にまずは、生活習慣から見直なおしてみましょう。
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