色素沈着をしやすい人はこんな人!治らない時はいつものアレに注目

色素沈着をしやすい人はこんな人!治らない時はいつものアレに注目

「色素沈着って誰でもなるの?」
「すぐ黒ずんでしまうのは私だけ?」

白く透明感のある美しい肌を邪魔する「色素沈着」。

色素沈着は人の目に触れない箇所に出来てしまうことが多く、黒ずんでいるのは自分だけなのかと不安になる方もいるのではないでしょうか。

実はこの色素沈着、実際に「しやすい人」と「しにくい人」がいるのも事実です。

この記事では色素沈着になりやすい人の特徴や、原因、対策をご紹介しています。
色素沈着がしやすいのかどうかを把握すれば、黒ずみ対策も変わります。 ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

色素沈着がしやすい人の特徴は?

色素沈着は、「メラニン色素」が皮膚内に過剰に蓄積され肌表面が黒ずんでしまう現象のこと。

皮膚が刺激を受けたり炎症を起こすときに発症することが多く、改善しにくいため肌トラブルの中でも厄介な症状です。

黒ずみなど「色素沈着」がしやすい人は以下のような特徴があります。

  • 両親のどちらかが色素沈着がしやすいタイプの人(遺伝)
  • 肌が白い人
  • 肌が乾燥している人
  • 肌のターンオーバーが乱れている人
  • 肌を良く触ってしまう人
  • 生活習慣が乱れている人

どれも色素沈着をしてしまう「原因」に関係しています。

なぜ上記のような人が色素沈着をしやすいのか、次項で原因を解説していきます。

 

色素沈着の原因は?

色素沈着がしやすい人としていくつか挙げましたが、そもそも何が原因で色素沈着をしてしまうのでしょうか。

5つの主な原因を解説します。

 

摩擦による色素沈着

摩擦による色素沈着は、故意的な刺激に限らず日常生活で無意識に影響を受けていることも多いため気づきにくいのが特徴です。

摩擦による色素沈着を起こしやすい箇所はひじやひざ、脇、太ももの付け根など。

衣服による摩擦はもちろん、日常生活でひじやひざをつくといった何気ない行動でも摩擦によって黒ずみます。

また美容のためにとお風呂でゴシゴシ洗ったり強すぎるマッサージをしたりするのも色素沈着につながることがあるため、注意が必要です。

 

紫外線による色素沈着

紫外線は、色素沈着の原因となる「メラニン色素」を過剰に生成する作用があります。

そもそも「メラニン色素」は肌や髪、瞳などの色を構成する「黒い色素」のこと。紫外線から肌を守る役割を担っています。

しかし強い紫外線によってメラニン色素が過剰に分泌すると肌の内部で処理しきれずに肌表面に黒ずみとしてあらわれます。

 

ホルモンバランスによる色素沈着

色素沈着はホルモンの変化によって起こるケースもあります。

たとえば更年期や妊娠、出産など。産後にシミが増えたという声もよく聞かれますが、これもホルモンバランスの乱れによってメラニン色素が過剰に分泌されていることが原因です。

またホルモンバランスが乱れると自律神経にも影響し、肌のターンオーバーが乱れることも。

自律神経が乱れると血液の循環が滞りやすいため、肌トラブルが起きやすくなったり体調不良になったりします。

 

肌トラブルによる色素沈着

季節の変わり目や年齢による肌の変化、また日頃のケアが不十分で肌トラブルが起こり黒ずんでしまうことがあります。

とくに乾燥やかぶれなどの症状は色素沈着しやすく、適切なケアを行わないとダメージを受けた個所が黒ずんでしまうことも。

症状が悪化すると、傷になってしまう肌を守るために過剰にメラニン色素が分泌され、さらに色素沈着がしやすくなります。

 

規則な生活による色素沈着

色素沈着は、生活習慣によっても左右されます。

不規則な生活は「肌のターンオーバー」を乱す原因となるため、メラニン色素が溜まり黒ずみやすいです。

通常であればターンオーバーによって消えるメラニン色素も、不規則な生活でサイクルが乱れ、メラニンが蓄積されます。

表に出ずに消えるはずだったメラニンが蓄積され「黒ずみ」となって表にでてしまうケースです。

 

色素沈着の予防と対策

 

紫外線ケアをおこなう

紫外線は色素沈着を起こす原因となるメラニン色素を生み出す作用があるため、「紫外線対策」は必須です。

紫外線対策は夏に行うイメージがあるかもしれませんが、1年を通して対策するのがおすすめ!
とくに4月頃から10月頃までは紫外線が強く、ダメージを受けやすい時期なのでケアが必要です。

またお日さまが出ていない曇りの日でも紫外線は降り注いでいます。

天候に関わらず、日焼け止めクリームなどのアイテムを使って色素沈着の原因となるメラニンの生成を防ぎましょう。

 

スキンケアにこだわる

色素沈着が起こる原因となる肌トラブルを防ぐためには、肌環境を整える必要があります。

そのためには肌の「水分量」と「油分量」のバランスが重要。保湿ケアは当然のこと、水分の蒸発を防ぐ油分の枯渇にも注意が必要です。

例えば肌に必要な油分まで洗い落としがちな「洗浄力の強い洗顔フォーム」を避けるなど乾燥の原因となるケアを見直すことが有効です。

また色素沈着の改善に期待ができる成分を含んだ基礎化粧品を使うのも効果的。

例えば以下のようなものがあります。

メラニン色素の合成を抑える成分 ビタミンC誘導体、プラセンタエキス、アルブチンなど
抗酸化作用のある成分(紫外線によるダメージを抑制) ビタミンC、ビタミンC誘導体、ビタミンEなど
メラニン色素の排出を促す成分  レチノールなど

 

化粧水などの成分表を見てもあまりよくわからないという方は「美白」とうたっているスキンケアがおすすめ。

比較的メラニンの抑制に対応した成分が含まれていることが多いです。

必要な成分を与えることも重要ですが、肌本来の美しさを保つために「保湿」も忘れずにおこないましょう。

 

規則正しい生活を送る

規則正しい生活は、色素沈着の原因を防ぐとともに肌のターンオーバーを正常の状態にする効果が見込めます。

栄養バランスの整った食事や睡眠時間をこころがけ、食事の時間や就寝・起床時間など毎日同じリズムで生活することが大切です。

肌に必要な栄養素がしっかりと補給できるのはもちろん、血行促進やホルモンバランスの正常化などによって肌のターンオーバーが整う効果も。

色素沈着を防いだり、排出する手助けをしてくれます。

 

バスタイムで色素沈着を予防する

色素沈着は「バスタイム」で予防できる可能性があります。

お風呂は温かい蒸気によって毛穴が開きスキンケア成分が肌の奥まで浸透しやすい環境であることに加え、リラックス効果が高まるため絶好のスキンケアタイム!

色素沈着の原因である「乾燥」や「ストレス」を軽減します。

中でも入浴しながらスキンケアができる「高保湿の入浴剤」は色素沈着のケアを行える絶好のアイテムです。

保湿力はもちろんのこと、洗浄効果や保温効果がある入浴剤を使えば肌トラブルを悪化させる「ゴシゴシ洗い」や「冷え」、「睡眠不足」も解消できる可能性があります。

 

まとめ

肌の色素沈着の原因や対策をご紹介しました。

遺伝や肌質、生活環境など人によって色素沈着のしやすさは異なります。

色素沈着によって一度黒ずんでしまうと、なかなか美しい白い肌には戻りません。 原因となる摩擦や乾燥などをできるだけ避け、悪化させない対策が重要です。

そこで注目してほしいのが「入浴剤」!

スキンケアとして見落としがちな入浴剤ですが、手の届かない箇所までくまなくケアができる優れもの。

肌の黒ずみが気になる方は、日常のケアと共に「入浴剤」にも注目してみてくださいね!