すぐに肌が荒れてしまいケアが大変。
季節の変わり目は特にお肌が敏感になってしまう。
肌が弱い「敏感肌」って、ケアはもちろんのこと日常生活でも気を遣うことが多く大変ですよね。
また毎日丁寧にケアをしてもなかなか改善しないのも敏感肌の特徴です。
しかし、肌が弱い人でも面倒なケアの時間を減らしながら改善できる方法があります。
この記事では、敏感肌の原因や改善ポイント、おすすめのケアについてご紹介します。
■肌が弱い人の特徴
「肌が弱い」というのは、刺激を受けやすく、トラブルを繰り返しやすい肌のことをいいます。
敏感肌の症状はさまざまで、中には自分では気づいていなかったけど実は敏感肌だったという人もいます。
「肌が弱い」といえる特徴は以下のような症状です。
・乾燥しやすい
・かゆくなりやすい
・ヒリヒリしやすい
・赤くなりやすい
・かぶれやすい
・ニキビや吹き出物が出やすい
・季節の変わり目に荒れやすい
・体調不良やストレスを感じた時に荒れやすい
もともと肌はデリケートですが、このような症状が見られる時は、特に肌が弱っている状態です。
敏感肌でない人も、これらの症状がでたらしっかりとケアをしたほうがいいでしょう。
■肌が敏感になってしまう原因
肌が弱く、トラブルが起こる原因は、肌の「バリア機能」が低下している証拠です。
この「バリア機能」が低下してしまう要因は、いくつかあります。
<外部的要因>
・間違ったスキンケア
・水分不足
・紫外線
・花粉
<内部的要因>
・加齢
・生活習慣の乱れ
・ホルモンバランスの乱れ
バリア機能が低下する要因は、このように「内部」からの影響と「外部」からの影響があります。
肌が弱って荒れている時には、まず要因を把握するといいでしょう。
■肌を守るために避けたい3つのこと
肌が弱いと感じる際は、ケアと同時に悪化させない工夫も必要です。
●外部からの刺激を避ける
なるべく日常生活で受けやすい刺激は避けた方が良いです。
例えば、衣服のこすれ、ナイロンやアクリルなどの化学繊維が含まれる衣服の着用、入浴時のゴシゴシ洗いなどが当てはまります。
ただし、衣服を着たりお風呂で身体を洗うことは避けられません。
そのため、なるべく刺激の少ない素材の衣服を選んだり、ゴシゴシ洗わなくても汚れが落ちる洗浄力の高いバスグッズを使うなど工夫をするといいでしょう。
●肌に合わない商品を避ける
肌が弱い人は、基礎化粧品やメイクなど直接肌に付ける製品は慎重に選ぶ必要があります。
多くの製品に使われがちな合成香料や着色剤、防腐剤は肌への刺激が強い「化学成分」です。肌が弱い人は成分表を確認し、これらの成分が入っている製品は避けるといいでしょう。
また刺激の少ない成分であっても、過度なメイクは肌への負担が大きくなります。
なるべくナチュラルに仕上げるか、メイクの必要がない時には肌を休ませてあげると負担が少なくなります。
●乱れた生活・ストレスを避ける
肌が弱く、敏感になってしまう原因には、生活習慣の乱れやストレスなど内部的な要因もあります。
睡眠不足や栄養バランスの悪い食事、日々のストレスは肌に影響を及ぼします。
美肌を保つために重要な「肌のターンオーバー」に乱れが生じたり、水分をはじめ肌に必要な栄養素が届かなくなったります。
生活習慣を見直し、改善ができそうな点は積極的に正しましょう。
肌の変化はもちろんのこと、体調も改善するはずです。
■肌が弱い人のケアのポイント
さまざまな原因を踏まえ、肌が弱い人が行うと効果的なケアのポイントを3つご紹介します。
常に肌が敏感な人はもちろんのこと、一時的に敏感になってしまう人にも効果的です。
●しっかりと保湿をする
敏感肌になってしまう原因は「バリア機能」の低下です。
その「バリア機能」を正常の状態に戻すためには、「保湿」が欠かせません。
肌のトラブルのケアは「保湿」が基本ですが、中でも敏感肌は、乾燥によって悪化しやすいため、保湿が非常に重要なケアになります。
普段使っている基礎化粧水の他に、全身であれば入浴剤やボディクリームも見直してみるといいでしょう。
「保湿力」の高い製品に変えてみるのもひとつの手です。
●自然由来成分の商品を使う
肌が弱い人は、肌への刺激が少ない「無添加」のスキンケア商品が効果的です。
「敏感肌用」と記載のあるものや、「自然由来」の成分のもの、「赤ちゃんでも使える」というような肌に優しい成分であることをうたっている商品が良いでしょう。
ただし自然由来であるがゆえに、すぐに効果がでにくい場合があります。
継続して使い続けることでじっくり効果が現れ、ゆらぎのない肌へ導いてくれるはずです。
効果をすぐに求めずに、優しい成分を使ってじっくり改善していきましょう。
●やさしく洗う
肌が弱っている際の洗浄は、やさしく丁寧に行いましょう。
日ごろの汚れを落とすために洗うことは避けられませんが、ゴシゴシ洗いを避ける工夫はできます。
肌触りが良く、肌への刺激が少ない綿(コットン)や絹(シルク)素材でできているスポンジを使ったり、こすったりせずに汚れが落ちるボディーソープや洗浄効果のある入浴剤を使うのも効果的です。
■乾燥肌のケアは美容効果が高い「入浴中」がおすすめ
肌が弱い人や敏感肌の人のスキンケアは、高温多湿の環境になる「入浴時」が最適です。
温まることで血行がよくなったり、毛穴が開いたりすることでケア成分が肌に浸透しやすい状態になるからです。
特にお湯に浸かっている「入浴中」のケアは、手が届きにくい背中など、自分では見えにくい箇所もケアができるというメリットがあります。
保湿などの美容成分や洗浄力のある入浴剤を使うと、入浴中に全身のケアができて改善しやすいでしょう。
■まとめ
敏感で肌が弱いと、日常のケアに気を遣ったり時間をかけたりと大変ですよね。
化粧水や乳液、ボディクリームなどの細かいケアが面倒な時には、全身のケアが1回で済む入浴剤に頼ってしまいましょう。
気になる部分だけでなく、症状のない箇所や自分では手の届かない部位のケアも可能です。
ぜひこの機会に今使っている入浴剤を見直し、お肌の悩みに合っているかを確認してみてくださいね。
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