入浴剤だけじゃない!お風呂で肌がピリピリする原因と対処法

入浴剤だけじゃない!お風呂で肌がピリピリする原因と対処法

日々の疲れを癒す時に効果的な入浴剤。

入浴中のリラックスや美肌効果に期待していたのに、なんだかお肌がピリピリして入浴剤の使用に不安を感じてしまったという方もいるでしょう。

 

しかし、肌のピリピリの原因は入浴剤だけとも限りません。

刺激の原因となっているものをつきとめ、原因に合った対処をすれば肌トラブルの改善はもちろん、バスタイムで美肌を手に入れることも可能です。

 

この記事では、肌がピリつく原因や、肌トラブルの解消に効果的な方法をご紹介します。

 

 

■入浴剤で肌がピリピリする原因

 

入浴時に肌がピリピリするときに一番気になるのは「入浴剤」でしょう。

肌がピリつく原因はさまざまですが、まず入浴剤の成分や肌の状態を確認してみるといいかもしれません。

 

 

・肌に合わない入浴剤を使っている

 

使用している入浴剤やスキンケア製品が肌に合わないと、肌が刺激を感じピリピリします。

 

例えば合成香料や着色料、防腐剤など化学成分を使っている製品は、肌への刺激が強く、ピリつきを感じる方が多いです。

特に入浴剤の場合、リラックス効果や保温効果に期待ができるため、毎日使用している方も多くいますが、成分が肌に合わない場合は逆効果です。

 

ピリつきを感じたら、一度入浴剤の成分や効果を確認してみてください。

 

 

・肌が乾燥している

 

日頃から肌が乾燥している方は、入浴中にピリつきを感じることがあります。

肌がピリピリするほかにチクチクしたり、かゆみを感じる際も乾燥が原因です。

 

また、いつもは何も感じないのに急に刺激を感じた時は、一時的にひどい乾燥状態に陥っている可能性が考えられます。

 

もともとの肌質が乾燥肌でない方でも、入浴後の肌の乾燥には注意が必要です。

入浴後は肌が濡れているため、うるおっていると勘違いしがちですが、肌についた水分が蒸発すると共に肌のうるおいが失われ、非常に乾燥しやすい状態です。

 

肌質に関係なく、肌へのダメージが積み重なり、結果的にひどい乾燥状態になっている可能性があります。

 

 

■ピリピリの原因は水道水に含まれる「塩素」かも

 

肌がピリつくのは入浴剤ではなく、そもそもお風呂のお湯にあるかもしれません。

水道水には、水中の雑菌の繁殖を防ぐ「塩素」が含まれています。

 

塩素は水道水の雑菌などの繁殖を抑えるための殺菌効果があり、生活する上では重要な役割を果たしていますが、肌にはよい影響を与えません。

塩素は、肌の潤い成分を低下させ、乾燥させてしまうと言われているからです。

 

刺激があり乾燥に繋がってしまう塩素は、特に敏感肌の方や赤ちゃんがいる家庭ではできるだけ避けたい成分です。

 

ただし、塩素は基本的にほとんどの水道水に含まれており、避けることが難しい成分です。

 

肌のピリつきの原因が塩素である可能性があるならば、避けるための対策が必要になるでしょう。

 

 

■お風呂で肌がピリピリしたときの対処法

 

お風呂で肌のピリつきを感じたら、原因を確認しながら、できるだけ早く対処した方が悪化せずに済みます

では刺激を感じたらどうしたらいいのでしょうか。

すぐに行うべき対処法を3つご紹介します。

 

 

・刺激となっている製品の使用をやめてみる

 

まずは刺激を避けることが重要です。

 

刺激の素となっている製品の使用をやめてみましょう。

使用をやめてみることは、肌トラブルの原因を探るために非常に効果的な方法です。

 

特にお風呂ではさまざまな製品を使用するため、ピリピリの原因を見つけ出すことが難しいです。

まずは、化学物質を含む製品や、最近新しく購入し使用した製品を疑ってみると良いでしょう。

 

 

・しっかりと保湿する

 

肌トラブルを解決するためには「保湿」が欠かせません。

その中でも肌のピリつきや敏感肌は、乾燥が原因であることが多いです。

 

しっかりと保湿をして肌を正常の状態に戻し、バリア機能を高めてあげることで、ピリつきをはじめとするさまざまな肌トラブルを防げます。

 

ただし意識しておきたいのは、保湿は継続的なケアが必要だということです。

一時のケアだけでは保湿は保たれないため、日常的、そして継続的に保湿ケアをしていくことが重要です。

 

 

・バスグッズを見直す

 

全身のケアを行う際は、バスタイムが効果的です。

入浴時のケアは、手の届かない場所はもちろんのこと、自分では気づかなかった部位のケアもできます。

 

肌への刺激が少なく、保湿力のあるボディーソープや入浴剤を使うことで肌のピリピリが解消されるかもしれません。

また、肌を刺激する水道水の塩素を除去してくれるグッズも数多く販売されています。

バスグッズ1つ変えるだけで、肌の状態に変化があることもあるため、検討してみるとよいでしょう。

 

 

■肌がピリピリピリする人におすすめのバスグッズ

 

バスグッズにはさまざまな種類がありますが、お風呂のときに肌がピリつく人に特に意識してほしいグッズは「入浴剤」と「シャワーヘッド」です。

 

入浴剤は、特別なケアをすることなく、入浴するだけで全身のケアができる効率のいいスキンケアグッズです。

肌に優しく、肌トラブルに合った成分が入っているものを使えば、今まで何気なく使っていた入浴剤も立派なスキンケアになります。

 

また、水道水に含まれる塩素が気になる方は「シャワーヘッド」も見直してみましょう。

美肌を意識する方の多くは、肌に刺激を与えやすい塩素を除去したり、肌へ優しい設計になっていたりするシャワーヘッドを使用しています。

肌トラブルが起こる前から、肌への刺激に対して意識し、防ぎたい方には非常におすすめのグッズです。

 

これらのグッズは、入浴後のケアの手間や時間が省けるほか、ケアの製品をいくつも買ったり、何度も皮膚科に通ったりする必要がなく経済的です。

 

 

■まとめ

 

お風呂で肌がピリピリする原因は、入浴剤だけでなく他の原因の可能性もあります。

例えば水道水の塩素。

塩素は微量であっても、敏感な肌にとっては刺激となる物質です。

特に乾燥しやすい方や敏感肌の方は、より刺激を受けやすく肌が荒れやすいです。

ただしこれらは、保湿やバスグッズで改善できたり、予防することができます。

お風呂のときに肌がピリつく方は、今まで気にしていなかったバスグッズを見直すなど、ケアの幅を広げてみてはいかがでしょうか。

お風呂のお湯がピリピリする方、水道水の残留塩素がきになるかたはこちら☜

シャワーヘッドの残留塩素が気になる方はこちら☜