ドライスキンとは、表皮の角層の水分が不足している「乾燥肌」のこと。肌のかさつきやパサつきの症状が多く、年齢問わず発症する肌トラブルです。
粉ふきなど見た目にも影響するため、できるだけ早くケアをしたいですよね。
今回はドライスキンの原因や改善法について紹介します。
潤った健康的な肌を目指せる手軽なグッズも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
◇ドライスキンの症状と原因
肌が乾燥してしまう原因や症状など、ドライスキンについて詳しく説明します。
原因
ドライスキン、いわゆる「乾燥肌」の原因は、肌質や環境などによって人それぞれです。
主に「外的要因」と「内的要因」の2つに分けられるため、どの原因が近いか見分ける必要があります。
【外的要因】
- 空気の乾燥
- 気温差
- 紫外線
- 洗いすぎ
【内的要因】
- 過度なダイエット
- 加齢
空気の乾燥のような外的要因が原因のこともありますが、過度なダイエットや加齢など内的要因で肌の水分量が低下することも。
短期の改善は難しいかもしれませんが、日々のケアで症状が軽くなる可能性はあります。
想定される原因を突き止めて対策をすれば、比較的早い改善が見込めるでしょう。
症状
ドライスキン(乾燥肌)は症状が軽い場合は見た目に現れませんが、悪化すると以下のような症状がみられます。
- つっぱり
- カサツキ
- ピリつき
- 粉吹き
- かゆみ
とくにかゆみやつっぱり、ひりつきは不快感がある症状で、物事に集中できなかったり寝れなかったりすることがあります。
生活に支障をきたす場合は、早めに皮膚科に受診するのがおすすめです。
また以下はとくに乾燥しやすい部位のため、こまめに保湿ケアをしましょう。
- 顔(目元・口元)
- 手(ひじ・手のひら)
- 足(ひざ・すね・かかと)
これらの部位は皮脂腺が少なく、潤いに必要な「皮脂」の分泌が少ないのが特徴です。
もともと乾燥しやすい部位のため、他の部位よりも重点的にケアをすると良いでしょう。
◇ドライスキンになりやすい人
肌は一般的に年齢と共に水分量が減少していくため、若い方よりも歳を重ねた方の方が乾燥します。
また皮脂量は、思春期にピークを迎えると徐々に減少。40歳ごろになると急激に分泌量が減ると言われています。※女性の場合
年齢によって乾燥しやすいのは確かですが、実は若くても乾燥に悩む方は多くいます。その理由は、生活習慣やホルモンバランスなどによって肌環境が乱れやすくなるからです。
たとえば水分量が多くプルプル肌の赤ちゃんや10代の若者でも、保湿ケアを怠ったり乾燥した部屋に長時間いるとドライスキンになりえます。
また体質や環境によってアトピーになりやすい方も要注意!
もともと肌のバリア機能が強くないため、乾燥症状が悪化しやすい傾向にあります。
◇ドライスキンが気になる時の対策
ドライスキンは短期ではなく、長期でのケアが必要です。
中でも効果に期待ができる対策を5つ紹介します。
①保湿ケアをする
まずは乾燥肌の必須ケア、「保湿」です。
保湿は肌質問わず、健康的な肌に欠かせないケアなので毎日おこないましょう。
とくにドライスキンの場合は、「高保湿」や「乾燥肌用」を記載のあるスキンケアを使用するのがおすすめ。化粧水やローションの後に乳液やクリームを塗ると、水分の蒸発を防げるためより効果的ですよ。
②刺激を避ける
肌への強い刺激は肌のバリア機能を低下させ、乾燥を悪化させる可能性が高いためなるべく避けるようにしましょう。
ドライスキンが気になる際に避けた方がいい刺激は以下の通りです。
- ゴシゴシ洗い
- 化学成分(防腐剤や着色料)
- 化学繊維の衣服
物理的な刺激のほか、成分や素材などで無意識に刺激を与えてしまっている可能性もあります。
ドライスキンが気になる際やケアをしてもなかなか改善されない場合は、使用しているものを見直してみましょう。
③紫外線対策をする
紫外線を必要以上に浴びてしまうと、肌のバリア機能が低下し乾燥を引き起こします。角質が厚くなり、ガサガサ・ゴワゴワ肌になるのも紫外線のダメージによる影響です。
ダメージを受けた肌は油分が不足し水分が蒸発しやすい環境のため、より乾燥しやすくなります。
紫外線は季節を問わず降り注いでいるため、日差しの強い夏だけでなく1年を通して対策をすることが大切です。
日焼け止めやUVカットグッズを活用し、なるべく紫外線を避けましょう。
④着脱しやすい衣服を着る
ドライスキンは気温や湿度の変化が原因の可能性があるため、環境に合わせて調整できる衣服を選ぶのもおすすめです。
とくに季節の変わり目は要注意!
気温差が大きかったり疲れがたまっていたりすることで、自律神経が乱れやすい状態です。
自律神経の乱れは、肌の乾燥やターンオーバーの乱れにつながるため肌環境が悪化しやすいのが特徴。
気温や湿度に左右されないよう、脱ぎ着できる服やカーディガンなど羽織れるものを用意しておくと安心でしょう。
⑤栄養バランスの整った食事を摂る
潤った健康的な肌になるためには、必要な栄養素をバランスよく摂取することも大切です。
特に五大栄養素(タンパク質・炭水化物・脂質・ビタミン・ミネラル)は不可欠。脂質や糖質をカットする過度なダイエットは、必要な栄養素が不足しドライスキンにつながります。
必要最低限の量を摂取し、栄養バランスのいい食事を心がけましょう。
◇保湿成分たっぷりの入浴剤で簡単ケア
ドライスキンには、保湿成分が入った入浴剤がおすすめです。
入浴剤の入ったお風呂に全身浸かれば、保湿などの成分が全身くまなく行きわたりケア漏れを防げます。
またお風呂上りに行うケアを省けるため、時間やお金の節約につながることも。他の人に手伝ってもらう必要がないので、一人暮らしの方でもケアがしやすいでしょう。
エミュールでは、保湿効果・洗浄効果・保温効果に満足していただいている「ミネラルバスパウダー(入浴剤)」を取り扱っています。
保湿はもちろんのこと、ミネラル成分が肌の汚れを吸着するため、ゴシゴシ洗いや洗浄力の強いボディーソープを使う必要がありません。
ゆっくり入浴することで、肌の生成を促すターンオーバーを整える「睡眠」の質も高まりますよ。
◇まとめ
ドライスキンについて原因や対策を紹介しました。
乾燥肌は、空気の乾燥や年齢の他にも考えられる原因がいくつもあります。使用している製品や生活を見直せば、少しずつ改善されるはずです。
もし毎日の保湿ケアが面倒な方は、エミュールの入浴剤を活用してください。
保湿成分のほか、洗浄効果や保温効果に優れており多くのお客様に喜ばれています。入浴後も肌がしっとりしているので、ケアの手間や時間を節約できますよ!
3回分のお試しセットもあるので、肌の乾燥が気になる方はぜひ試してみてくださいね。