しかし、入浴剤は香りや効果がそれぞれ異なるため、お相手に気に入ってもらえるか悩んでしまうことも少なくありません。
そんな悩みがちな入浴剤ですが、選ぶポイントさえしっかりおさえておけば、必ず喜んでもらえます。
この記事では、喜んでもらえる入浴剤のポイントや、ギフトとして贈る際の注意点をご紹介します。
■喜ばれる入浴剤を選ぶ6つのポイント
入浴剤は、毎日の入浴の効果を高めてくれるほか、リラックスしたい時や癒されたい時にも活躍します。
ただし入浴剤の種類は数多く、香りや効果はさまざま。
喜んでもらえる入浴剤を選ぶためには、5つのポイントがあります。ぜひ参考にしてみてください。
・相手の好みの香りを選ぶ
入浴剤を気に入ってもらえるかどうかは、袋を空けた瞬間に決まるといっても過言ではありません。
自分が感じる「いい香り」は、相手にとっての「いい香り」かどうかは分からないため、必ず相手に合わせた香りを選びましょう。
相手の好みが分かる場合にはその香りを、もし分からない場合は、花やフルーツなど相手が好んでいた香りに近いものがヒントになります。
例えば、エレガントなフローラル系や爽やかな柑橘系、甘いフローラル系や甘いフルーツ系などある程度の好みが分かれば選びやすいかもしれません。
まったく好みが分からない方は、香りがない「無香料」タイプを選ぶのもいいでしょう。
エッセンシャルオイルを入れられる入浴剤のように、相手が自分の好きな香りにできる入浴剤であれば、より喜ばれるはずです。
・天然由来の商品を選ぶ
ギフトで贈る入浴剤は、できるだけ「天然由来」なものを選ぶとよいでしょう。
お湯に溶けているとはいえ、入浴剤は肌に触れるものです。
せっかく贈った入浴剤で肌トラブルを起こしてしまったら悲しいですよね。
中でも着色料や香料、防腐剤など化学成分を含んだ入浴剤は、肌が刺激を感じやすくなります。
とくに敏感肌の方や乾燥肌の方はより肌への影響が大きいでしょう。
相手の肌質や、刺激を受けやすい成分などを事前に知っていたとしても、相手の肌の環境によってどんな反応が起るのか予想ができません。
どんな肌質や環境でも影響を受けにくい、「無添加」の入浴剤であったほうが安心です。
・相手に合った効果を選ぶ
入浴剤の効果は「保温効果」や「保湿効果」、「疲労回復効果」などさまざまです。
相手がどのような環境か、どのような方かという点を考えて選ぶと良いでしょう。
例えば、学校や仕事が忙しい方には「疲労回復効果」、美肌にこだわる方には「保湿効果」、冷えに悩んでいる方には「保温効果」など、感じてほしい主要効果は異なります。
また一般的な効果を高めるために、泡風呂になったり、とろみのあるお湯になったりする入浴剤もあります。
ギフトを贈りたい方の状況や、感じてほしい効果を考えて選ぶと、相手へのおもいやりの気持ちも一緒に届くはずです。
・相手の環境を考える
入浴剤は、相手がどのような方であるかという点も考えてみると選びやすくなります。
相手の性別や、家族構成などが分かりやすいでしょう。
例えば、男性であれば、洗浄効果や消臭効果が高いもの。女性であれば保湿効果や香りがよいもの。
小さい子供がいる方なら、肌への刺激の少ないオーガニックのものなど、選ぶ基準が異なります。
入浴時に何度もお湯を張り替えることは少ないでしょうから、相手に合うものや、家族でも使えるような入浴剤であるとより喜ばれます。
・浴槽が汚れない商品を選ぶ
せっかく香りや効果に満足してもらえても、入浴後のお掃除に負担をかけてしまう入浴剤だったら少しガッカリしてしまいます。入浴後のことも考えるなら、肌や浴槽などの皮脂や垢などを洗浄してくれる「洗浄効果」成分が配合されている入浴剤を選ぶといいでしょう。
香りや効果はもちろんのこと、お風呂掃除がラクになる入浴剤であると嬉しいですよね。
また、浴槽の汚れは入浴剤に含まれる化学物質や硫黄成分などによって付着することも多くあります。
落ちにくい汚れだったり、溜まっていた汚れとあいまって配管などを傷めてしまったりすると、最悪の場合、浴槽や配管が故障してしまうことがあるため注意が必要です。
洗浄成分が配合されていたり、浴槽を傷めない無添加の入浴剤を選び、使用後の汚れまで気を配ると気に入ってもらえるでしょう。
・おしゃれなパッケージのものを選ぶ
贈り物は目でも楽しみたいものですよね。
やはりおしゃれなパッケージは、選ぶ際に気にしたいポイントです。
ただし入浴剤は、入浴時の効果や香りが重要です。入浴剤の内容を把握したうえで喜ばれるパッケージを選ぶといいでしょう。
■プレゼント用の入浴剤の相場は?
ギフト用の入浴剤を贈る際に、どのくらいのお値段が相場なのか気になる方も少なくありません。
高すぎる物ではかえって気を遣わせてしまったり、安すぎる物では失礼になってしまったりなど悩ましい問題です。
プレゼントとして贈る際には相場も知っておくと安心です。
・一般的には3,000円〜5,000円
あらかじめ予算が決まっている場合には問題ありませんが、一般的なギフト用の入浴剤の相場は3,000円〜5,000円ほどであることが多いです。
1つの入浴剤でも十分楽しめますが、ギフト用にセットになっていたり、複数の種類を詰め合わせたりと、贈り方はさまざまです。
・プチギフトは500円〜1,000円
日ごろのお礼や、大人数に贈るような「プチギフト」の場合は、500円〜1,000円が平均的でしょう。
相手に気を遣わせない程度の金額で、気軽に贈れる点がポイントです。
入浴剤の場合は効果も期待したいことから、1個ではなく、複数入っているもののほうが喜ばれるかもしれません。
■まとめ
贈って喜ばれる入浴剤のポイントをご紹介しました。
ポイントは、とにかく相手のことを考え、合わせる事です。
香りや効果、性別や家族構成などさまざまな点を考えることで、相手に合う入浴剤はある程度絞られます。
その中でも特に気にしておきたいのは、「肌への刺激が少ないこと」。
全身の肌に触れるものなので、石油由来成分が入っていない天然由来の入浴剤を選ぶとより安心です。
ぜひ「相手に喜ばれる入浴剤選び」の参考にしてみてくださいね。