「頭皮がベタベタしてにおう」
「汗をかいたわけでもないのに頭皮が油っぽく不快…」
夏ではないのに頭皮のべたつきが気になるときってありますよね…。
実は頭皮は非常に敏感で、汗だけでなくさまざまな要因によって変化します。
しかしきちんと原因を理解し、対策をおこなえば大丈夫!
今回は脂っぽい頭皮に悩む女性に考えられる「原因」と「対策」を解説しますので、スッキリした頭皮と美しい髪を手に入れたい方はぜひ参考にしてくださいね。
女性の頭皮が油っぽくなる原因
まずは女性の頭皮が油っぽくなる原因を知っておく必要があります。
思いがけない原因が見つかるかもしれないので、自分にあてはめて考えてみましょう。
ホルモンバランスの乱れ
頭皮の油っぽさは、ホルモンバランスの乱れによる皮脂の過剰分泌が原因であることがあります。
特に「男性ホルモン」が多く分泌されると皮脂量が増えるため、普段よりもベタつきやニオイが気になることが多いです。
女性のホルモンが乱れやすい時期は月経期と更年期。よく耳にする「更年期障害」と「PMS(月経前症候群)」はホルモンバランスが大きく乱れるため頭皮の皮脂量が増加することがあります。
女性特有の身体の変化のため避けては通れませんが、この時期は体調だけでなく頭皮にも影響があると知っておくだけで多少不安は解消するでしょう。
ただしホルモンバランスが乱れる原因はこれだけではありません。
ストレスや睡眠不足、無理なダイエットなど誰でもいつでも起こり得るので注意しましょう。
間違ったヘアケア
頭皮が油っぽくなる原因はヘアケアの方法が間違っている、あるいは合っていない可能性があります。
頭皮環境を悪化させるヘアケアは以下の通りです。
洗浄力の強いシャンプー | 必要な皮脂まで落としてしまい、逆に分泌を促してしまう。 |
ゴシゴシ洗い | 皮脂を落としてしまったり、頭皮を傷つけてしまう。頭皮を守ろうと過剰に皮脂を分泌することも。 |
すすぎ残し | 頭皮の汚れを流しきれておらず、落とすべき皮脂や汚れが蓄積しベタつく。 |
また洗髪後のドライヤーにも注意が必要です。
十分に乾かしきれず頭皮に雑菌が繁殖したり、熱風による乾燥も頭皮の環境を悪化させる原因になります。
栄養バランスの偏った食事
頭皮の油っぽさはバランスが偏った食事によって発症してしまうケースがあります。
ファーストフードやインスタント食品など脂質と糖質を多く含む食事が頭皮の皮脂分泌を促すことも。
ご存知の通り頭皮の油っぽさの原因となる皮脂の主成分は「油分」。
食事によって脂質を過剰に摂取すると頭皮や肌のような「油分の分泌量」によって環境が変化する箇所は特に影響を受けます。
仕事や家事、育児など自分の食事はインスタントなどで簡単に済ませてしまいがちですが、1日のうちのたった1食でも何日か続くと頭皮にも影響を及ぼすでしょう。「塵も積もれば山となる」です。
また反対に、食事を抜いたり過度なダイエットをしたりすると栄養不足が原因で皮脂が過剰に分泌してしまうことも。
栄養不足は乾燥を導き、頭皮自身が油分を補おうとするのでかえってベタつくことがあります。
運動不足
運動不足による「血行不良」や「発汗機能の低下」が頭皮のベタつきに関係する場合があります。
血液は健康的な頭皮を保つために必要な栄養素を含んでいるため、血流が滞ると栄養不足になり乾燥します。
乾燥は油っぽさと相反する症状なので関係がないように感じますが、実はベタつきの原因になることも。
頭皮も肌も同じく、乾燥状態になるとその危機的状態を避け補おうとするため、必要以上に皮脂を分泌する作用が働きます。
乾燥が原因で油っぽくなってしまっているということです。
また、運動不足で汗をかきにくくなっている方も要注意!
汗をかかないのは「汗腺の機能が鈍っている」証拠。
「汗腺」の機能が鈍ると不純物を含む汗をうまく排出できないため、頭皮内に不要な成分を溜めこみます。
その状態で気温の変化などによって汗をかくと、ベタつきのある「悪い汗」が分泌され頭皮が油っぽくなります。
環境の影響
日常生活の環境の変化によっても、頭皮が油っぽくなることがあります。
例えば、湿度が高い日は頭皮の汗や皮脂が蒸発しにくくなるため頭皮がべたつきやすい環境です。
また、季節によって頭皮の状態が変化することも。
春や夏は気温が高くなり汗によってベタつきが気になることが多いでしょう。一方、秋や冬はあまり汗をかかない時期ですが「乾燥」が悪化すると皮脂の分泌を活発にします。
頭皮環境は季節を問わず気にしておく必要がありますね。
頭皮の油っぽさが気になるときは?
油っぽい頭皮が気になる際の対処法を3つご紹介します。
正しいケアをおこなえば改善に近づくのでぜひ参考にしてみてくださいね。
正しいシャンプーをする
頭皮が油っぽくなった場合には、頭皮のゴシゴシ洗いを避け、適度な力で洗うようにしましょう。
合わせて洗浄力が強すぎない髪や頭皮に優しいシャンプーを使うのもポイント。頭皮に必要な皮脂を取りすぎないように、油分を残しつつも汚れを落とすタイプのものを選ぶと良いでしょう。
また頭皮環境に合わせたシャンプーやヘアケア用品を使うのもおすすめ。
「オイリー肌用」や「オイリー髪用」のシャンプーや、頭皮の保湿効果を高める成分が含まれたものなど、自分の頭皮や髪質に合わせた商品を選ぶようにしましょう。
入浴後のドライヤーは生乾きに注意し、髪から10センチほど離した距離から風をあてると頭皮へのダメージを少なくできます。
頭皮ケアをおこなう
油っぽさやかゆみ、フケなど頭皮トラブルが気になる際は頭皮ケアも有効です。
例えば頭皮マッサージやヘッドスパは、余分な皮脂を落とすと同時に頭皮の血行を促進するため頭皮環境の改善に効果的。
プロのマッサージが一番ですが、頻繁に行けない方は自身でマッサージをしたりシャワーを使うなどして定期的にマッサージをおこなうとよいでしょう。
規則正しい生活をする
栄養バランスの整った食事、十分な睡眠、運動など規則正しい生活は頭皮環境を整える効果があります。
食事 |
油っぽい食べ物や糖分が多い食べ物を控え、バランスの良い食事を心がけることで、頭皮の油っぽさを改善することができます。 |
睡眠 | 睡眠中に分泌される「成長ホルモン」は、頭皮や肌の生成を促す作用があります。トラブルを発症している頭皮をより早く健康的な頭皮に生まれ変わらせます。 |
運動 | 血行促進効果により頭皮に十分な栄養が届きトラブル改善を促します。またストレス軽減効果によりトラブルの軽減にも効果的です。 |
日常生活で思い当たることはないか再度見直し、なるべく規則正しい生活を意識してみましょう。
油っぽい頭皮にはシャワーヘッドが有効って本当!?
シャワーヘッドを変えることで頭皮の油っぽさの解消に期待ができることはご存知ですか?
髪の毛の1/1000のサイズの泡(ウルトラファインバブル)を発生させるシャワーヘッドは、ベタつきや乾燥など頭皮トラブルの改善に役立つことがあります。
微細なバブルは毛穴の奥まで入り込み、古い角質や汚れ、余分な皮脂などベタつきの原因となる汚れを除去!
「ゴシゴシ洗い」や「洗浄力の強いシャンプー」が不要になり、皮脂の過剰分泌に繋がる原因を避けることができます。
また酸素をたっぷりと含んだ大量のバブルは、頭皮の奥まで浸透しはじけるため水分の浸透力が高まる効果も。頭皮内でしっかりと水分を保つため、乾燥を防ぎ皮脂の過剰分泌を防ぐ効果にも期待ができます。
まとめ
頭皮の油っぽさが気になる女性のための原因や対策をご紹介しました。
油っぽさが気になるときには、日常生活を見直すとともに頭皮マッサージやケア成分を見直すことが重要です。
また毎日使うシャワーヘッドにも注目!
スッキリした健康的な頭皮だけでなく、美髪や美肌への効果も期待ができるシャワーヘッドは、知っている人だけが活用しているツウな美容グッズです。
今まで知らなかった方も、試してみようか迷っている方もこれを機にシャワーヘッドを見直してみてはいかがでしょうか♪