「水道水の塩素はアトピーに影響する?」
「塩素を除去する対策が知りたい」
アトピー肌に悩み、日常的に触れる塩素が気になる方もいるのではないでしょうか。
肌荒れが悪化すると見た目にも影響するため、周りの目が気になりますよね。
実際に水道水などに日常的に使う水には塩素が含まれており、アトピー症状を悪化させる可能性があります。
そこで今回は、塩素とアトピー肌の関連性や塩素対策をご紹介!
アトピー症状を気にすることなく、毎日を過ごしたい方はぜひご覧ください。
◇塩素はアトピー肌を悪化させる可能性がある
アトピー肌は、水道水の塩素で悪化する可能性があります。
塩素には皮膚のタンパク質を破壊する働きがあり、肌がうるおいを保てない状況になりやすいのが原因です。
水分を失った肌は乾燥が悪化し、アトピー症状を進行させてしまうのです。
◇塩素でアトピーが悪化する理由
塩素は肌に必要な皮脂を落としてしまうため、バリア機能の低下を招きアトピー症状を悪化させる危険性があります。
また肌への刺激が強い塩素は、敏感なアトピー肌にとって大敵。デリケートな状態で塩素に触れると、皮膚に痒みや湿疹を発生させることもあるでしょう。
◇塩素が使用されている理由
塩素は、主に家庭の水道水やプールで使用されています。
その理由は、塩素には水中の病原菌を死滅させる効果があり、消毒の役割があるからです。
とくにプールなどの公共施設は、多くの人が利用し雑菌が繁殖しやすいため塩素の濃度が高く設定されています。肌荒れや敏感になっている肌には刺激が強く、肌荒れを起こしてしまうこともあります。
ただし塩素は、水中の雑菌による病気のリスク軽減に必要な対策です。
肌への影響が心配な方は濃度の高い塩素水に長時間浸からないようにしたり、しっかり洗い流したりするなどの対策をするとよいでしょう。
◇塩素を除去する4つの方法
家庭でできる塩素除去の方法は、以下の4つです。
- 柑橘系の皮を入れる
- お茶を入浴剤代わりとして使用する
- 1番風呂を避ける
- シャワーヘッドを交換する
どの方法も比較的簡単にできる対策なので、ぜひ参考にしてくださいね。
①柑橘系の皮を入れる
レモンやオレンジなどビタミンCを多く含むの柑橘系の皮を塩素水に入れると、塩素の濃度が低下します。
果物の皮に含まれるビタミンCには、塩素を中和させる働きがあるからです。
ビタミンCが多く含まれるフルーツは、以下の通りです。
- キウイ
- グレープフルーツ
- ゆず
- デコポン
- はっさく
ビタミンCが豊富な果物の皮がない場合は、レモン果汁でも代用ができるので試してみましょう。
②お茶を入浴剤代わりとして使用する
お風呂に浸かるときに塩素が気になる場合は、入浴剤代わりに茶葉を入れるのもおすすめです。
茶葉には塩素を分解するカテキンやビタミンC、フラボノイドが含まれているほか、殺菌や抗菌の作用も。パックに入れて湯船に浮かべるだけなので、手軽に行えますね。
③1番風呂を避ける
入浴の順番を2番目以降にすると、塩素の影響を抑えられます。
1番風呂には不純物がなく残留塩素が残ったままなので、肌への刺激が強い傾向にあります。
2番目以降の湯船は、塩素の効果が薄まりお湯が柔らかくなるため、気になる方は1番風呂を避けましょう。
ただし一人暮らしなど1番風呂を避けられない方もいますよね…。そんな方は入浴剤を使用し、水質を変える方法があります。
入浴剤は、塩素を薄められるビタミンCや肌に優しいミネラル成分が配合されたものがおすすめ!
入浴剤以外にも塩素を取り除くお風呂用の浄水器などもあるため、ぜひ活用してみてくださいね。
④シャワーヘッドを交換する
塩素が気になる方は、使用しているシャワーヘッドを塩素除去ができるものに替えるのもひとつの方法です。
塩素除去ができるシャワーヘッドとは、本体に塩素除去ができるろ過材を装着できる製品のこと。シャワーのお湯が体に当たる前に、シャワーヘッドで塩素を除去してくれます。
シャワーは頭から全身くまなく水道水を浴びるため、塩素が気になる方はぜひ取り入れたいグッズです。
手足だけでなく全身の肌の乾燥や刺激が気になる方は、ぜひシャワーヘッドを見直してみましょう。
◇アトピー肌におすすめシャワーヘッドの選び方
アトピー肌で塩素が気になる方は、ぜひシャワーヘッドを見直してみましょう。
おすすめのシャワーヘッドの選び方には、以下の4つのポイントがあります。
- 塩素除去率が高いものを選ぶ
- しっかり洗浄できる商品を選ぶ
- 保湿力がある商品を選ぶ
- 肌あたりの良さで選ぶ
ひとつずつ解説します。
①塩素除去率が高いものを選ぶ
アトピー肌のシャワーヘッドは、塩素除去率が高いものを選ぶと安心です。
塩素はアトピー症状を悪化あせてしまう危険性があるため、なるべく避けたい成分。以下のようなろ材を使用した塩素除去製品がおすすめです。
- 活性炭:寿命が1年ほどと長く価格が安い
- 亜硫酸カルシウム:寿命は2~3カ月。交換や掃除がしやすい
- ビタミンC:残留塩素に反応しやすく少量で除去できる
カートリッジが持ち手にあるものやヘッド部分になるものなど、形状もさまざま。どの方法です残留塩素の除去率に大きな差はないため、商品(メーカー)で選ぶとよいでしょう。
塩素の除去率に加え、価格や交換の頻度など総合的に判断してくださいね!
②しっかり洗浄できる商品を選ぶ
デリケートなアトピー肌は、洗浄力が高いシャワーヘッドを選ぶとよいでしょう。
シャワーの洗浄力が高いと余計な力を加えなくても、汚れが取り除けるのでゴシゴシ洗う必要がありません。皮膚に刺激を与えずに済むので、肌の負担を減らせます。
中でもファインバブル(0.1μm未満の泡)を発生させるシャワーは、微細な気泡で毛穴の奥の汚れまでかき出すため、洗浄効果にも期待できます。ゴシゴシ洗いなど肌の負担になる刺激を避けられるのでおすすめです。
③保湿力がある商品を選ぶ
アトピー肌には、保湿効果が期待できるシャワーヘッドがおすすめです。
皮膚の乾燥は肌機能を低下させ、アトピーを悪化させてしまう引き金になります。うるおいを高める、もしくは乾燥を悪化させない製品を選ぶとよいでしょう
また洗浄効果が高いと話題のファインバブルシャワーは、小さな泡が肌に吸いつき浸透力をアップさせるため保湿効果が期待できます。
何気なく浴びているシャワーで保湿ケアができるので、アトピーの方だけに限らず美肌を目指す方にも向いています。
④肌当たりの良さで選ぶ
肌あたりがやさしいシャワーヘッドをにすると、アトピー肌に大敵な刺激を避けられます。
肌あたりがよいシャワーは、水圧が強すぎずお湯が肌に沿って流れるのが特徴。一般的なシャワーや水圧が強いシャワーよりも、柔らかい水が体に沿って流れるシャワーのほうが肌への刺激が軽減されます。
ミスト水流やミクロな気泡が発生するシャワーは、肌あたりがよいとされています。
◇アトピー肌に悩む方はエミュールのシャワーヘッドがおすすめ
塩素によるアトピー肌のお悩みには、シャワーヘッドでの対策が最も簡単かつおすすめです。
エミュールのファインバブルシャワーは、本体に加え塩素除去カートリッジも販売しています。カートリッジを装着するだけで簡単にシャワーの塩素を除去できるため、あれこれ対策をする必要がありません。
またウルトラファインバブル(1μm未満の気泡)を発生させるシャワーヘッドは、微細な泡で毛穴の奥から汚れを浮かす高い洗浄力があります。体を強くこすって洗う必要がなく、特に刺激を避けたいアトピー肌におすすめです。
細かい泡は肌を包み浸透力を高めるので保湿効果も期待でき、肌トラブルのリスクを軽減します。
アトピー肌を労りたい方は、ぜひ一度エミュールのファインバブルシャワーを体感してみてくださいね。
■エミュールファインバブルシャワーご紹介■