「毛穴の黒ずみや皮脂が気になる」
「皮脂によるテカリがひどい」
「肌がベタつき、化粧崩れが気になる」
毎日ケアをしているのに、毛穴トラブルがなかなか改善せず頭を抱えている方もいるのではないでしょうか。
実際に毛穴や皮脂は、一時的なケアだけでは改善が難しく、しっかりと対策していく必要があります。
そこで今回は、毛穴や皮脂が気になる方に向けた改善法や、おすすめのケアの方法を解説します。やってはいけないNG行動も紹介しているので、化粧崩れのないサラサラ肌を目指したい方はぜひ参考にしてくださいね。
◇毛穴の皮脂が気になる際の4つの対処法
毛穴の皮脂が気になるときのおすすめの改善法は、以下のとおりです。
- 汚れをしっかり落とす
- さっぱりタイプのスキンケアを使う
- 保湿ケアをする
- 規則正しい生活を送る
ベタつきをおさえて肌の調子を整えたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
対策①汚れをしっかりと汚れを落とす
毛穴汚れやベタつきが気になる方は、クレンジングや洗顔料で皮脂汚れもしっかり落とすことが重要です。
汚れが落としきれていないと、落ちきれなかった皮脂が酸化し黒ずみの原因になることも。また、汚れが詰まった状態が続くと毛穴自体が開いてしまい、今後汚れが溜まりやすくなる可能性があります。
さらに洗顔後の基礎化粧品の浸透も半減。全ては汚れをキレイに落とすことから始まります。
対策②さっぱりタイプのスキンケアを使う
皮脂によるテカリやベタつきが気になる際は、さっぱりタイプの化粧水や乳液を使用するのがおすすめです。
ベタつきが気になる方でも保湿は必須です。しかし、トロリとした化粧水や油分の多いクリームなどを使用すると、ベタつきが悪化することがあります。
脂性肌の方は毛穴をキュッと引き締める効果に期待できる「収れん化粧水」もよいでしょう。
使用量が多すぎることが原因でベタつくこともあるので、適量を守り、しっかりと浸透させてくださいね。
対策③保湿ケアをする
ベタつきが気になっても保湿ケアはしっかり行いましょう。皮脂が過剰に分泌されているときは、内部が乾燥している可能性があるためです。
このように、肌表面はベタついているのに、内部が乾燥していることを「インナードライ」といいます。
ベタつきが気になると保湿ケアを避けがちですが、乾燥を悪化させ、さらに皮脂量が増える危険性があります。
皮脂量が気になるときも、最低限の保湿ケアはおこないましょう。
対策④規則正しい生活を送る
食事や睡眠など、生活を正すことで過剰な皮脂の分泌を抑えられる可能性があります。
皮脂の過剰分泌は、ストレスや不規則な生活による自律神経の乱れなどによる「内的要因」も含まれるからです。
以下は皮脂の過剰分泌につながるので、当てはまる方は見直しましょう。
- 脂っぽい食事
- バランスの偏った食事
- 寝不足
- ストレス
- 飲酒
- 喫煙
全てに共通して言える大きな原因は「自律神経の乱れ」です。ホルモンバランスが崩れ自律神経が乱れると、肌の生成を促すターンオーバーに影響を及ぼします。美肌に欠かせない肌のサイクルがうまくいかず、肌環境が悪化するのです。
肌の状態が気になるときは、外からだけでなく内側からもケアをしましょう。
◇毛穴の皮脂や黒ずみが気になるときのNG行動
毛穴の皮脂汚れや黒ずみが気になる方は、以下の行動はなるべく避けましょう。
- シートタイプの毛穴パック
- ゴシゴシ洗い
- 角栓を無理やり押し出す
- 厚化粧をする
それぞれ詳しく解説します。
NG①シートタイプの毛穴パックを使う
シートタイプの貼る毛穴パックは、粘着力によって毛穴の角栓を取り除けますが、使い過ぎはよくありません。
パック後は角栓が取れてきれいになりますが、あくまでも一時的なもの。また無理やり角栓を引っこ抜くので毛穴が広がってしまう危険性があります。
毛穴が広がると分泌した皮脂や汚れが溜まり、汚れが目立ちやすくなるほか、毛穴が開いて目立ってしまうことも。
肌が敏感な方は皮膚のダメージも受けやすいため、使用は控えたほうが良いでしょう。
NG②ゴシゴシ洗い
毛穴の汚れや皮脂のベタつきが気になる際は、洗顔時のゴシゴシ洗いにも注意が必要です。
皮脂の過剰分泌の原因のひとつとして、皮膚へのダメージも考えられます。ダメージから皮膚を守ろうと自主的に皮脂を分泌することもあるため、なるべく優しく扱うのがおすすめです。
NG③角栓を無理やり押し出す
自分で無理やり角栓を押し出すのもNGです。
毛穴に詰まった汚れを出そうと手でつまむと、角栓がにゅるにゅる出てきます。一見スッキリしたように見えますが、シートタイプの毛穴パックと同様、毛穴が開いてしまう危険性があるためやめましょう。
とくに爪を立てて角栓を押し出すのは危険です。皮膚に傷がついたり赤くなってしまったりして、肌トラブルを引き起こす可能性があります。
NG④厚化粧をする
毛穴や皮脂が気になるときの化粧は、薄めにしておくのがおすすめです。
ファンデーションやコンシーラーなどを厚く塗ることで、毛穴に汚れが詰まったり毛穴が開いてしまうことがあります。
化粧は肌に負担を与えやすいので、化粧を薄くするか肌への負担が小さいミネラル系の製品を使用すると良いでしょう。
◇毛穴の皮脂の悩みは"洗浄"がミソ
毛穴の開きや皮脂が気になる際は、クレンジングや洗顔料に気を遣うことが大切です。クレンジングと洗顔それぞれのコツを紹介します。
①皮脂汚れも落ちるオイルクレンジングを使おう
毛穴汚れが気になる方は、メイクと一緒に毛穴に詰まった汚れも落とせるクレンジングを使うのがおすすめです。
ただしクレンジングには種類があり、洗浄効果が異なります。
ローションタイプ<ミルク<ジェル<クリーム<バーム<オイル
さらりとしたローションタイプは、洗浄力が弱めですが肌の負担が小さいのが特徴。一方オイルは、洗浄力が高いですが肌への負担が大きい特徴があります。
肌のテカリやベタつきが気になる方は、皮脂までしっかり落とせるオイルやバーム系がおすすめです。
使用後にさっぱりと仕上げたい方はジェルやローションタイプが良いでしょう。皮脂に加えて肌のくすみが気になる方は、ふき取りタイプもおすすめです。
②密度の高い細かい泡で洗顔しよう
洗顔は、洗顔料を泡立てて丁寧に優しく洗いましょう。
泡は細かければ細かいほど油分を吸着しやすいため、できるだけ密度の高い細かい泡に仕上げるのがポイントです。泡が仕上がったら顔全体に乗せ、優しくなでるように洗います。
あまりこすらないで泡に任せるイメージでよいでしょう。
ゴシゴシこすってしまうとかえって汚れは落ちにくくなるため、包み込むように洗ってくださいね。
◇毛穴の奥の皮脂汚れはシャワーでも落とせる
毛穴の黒ずみや皮脂汚れのケアは、しっかり洗浄することが最も重要です。
ただしゆっくり洗顔に時間をかけていられない方や面倒な方、やっているけど効果を感じられない方もいるでしょう。
そんな方は、ぜひバスグッズに注目してみてください。
毎日入るお風呂で毛穴ケアやベタつきのケアができたらラクですよね!お風呂でできるケアとして洗顔やパックなどさまざまなグッズがありますが、なかでもウルトラファインバブルを発生させるシャワーがおすすめ!
水に毛穴の1/1000の微細な気泡を含ませるため、毛穴の奥の皮脂汚れまでかきだす効果に期待できます。
またシャワーの良さは、顔だけでなく全身をケアできること。毛穴は全身にあるので、皮脂汚れや汗など、ニオイの元にもアプローチできますよ。
毛穴汚れや皮脂に悩んでいる方は、ぜひ試してみてくださいね。