「なかなか日焼けの跡が治らない」
「変に残ってしまった日焼けの跡を消したい」
すぐに治ると思っていた日焼けの跡がなかなか治らず、悩んでいませんか?
特に半袖や腕時計・サンダル・水着など、ちょっぴり恥ずかしい日焼けの跡は早く治したいですよね。
日焼けの跡を今すぐ消す方法はありませんが、対策によって「薄くできる」可能性があります。
今回は、日焼け後のおすすめの対策と注意点を紹介します。
日焼けによるケアはもちろんのこと、美肌にもつながるはずなのでぜひ参考にしてくださいね。
◇そもそも日焼けで黒くなるのはなぜ?
肌の表皮の奥には、メラニンを生成する「メラノサイト」という色素細胞があり、紫外線によって刺激を受けメラニンを活性化し肌を黒くします。
ただしメラニンは紫外線から肌の細胞を守る役割があるため、必要な細胞。肌を黒くすることで肌を守っていますが、日焼けが気になる方はUV対策が必要です。
メラニン色素は通常、肌のターンオーバーによって排出され本来の肌の色に戻ります。
しかしターンオーバーは年齢や不規則な生活によって遅れたり乱れたりします。なかなか治らない日焼け跡やシミは、ターンオーバーが乱れ長期間メラニンが排出されないのが原因です。
メラニン色素の定着や蓄積を防ぐためには、日焼けした後は早めの対策が大切です。
◇日焼け跡を消したいときは?
日焼けをしてしまったあとは、メラニン色素が定着し日焼け跡にならないようすぐに対策を行いましょう。
黒くなってしまった肌を薄くするためにできることを4つまとめました。
対策①:とにかく冷やす
日焼けしたばかりで、赤みや痛みがある場合にはすぐに患部を冷やしましょう。
赤みや痛み症状は軽いやけど状態です。日焼け後にやけど症状がみられる場合には、以下のような方法で冷やしてみてください。
- 濡らしたタオルで冷やす
- 保冷剤や氷枕で冷やす
- 流水を当てる
患部は大きなダメージを受けており、非常に敏感になっています。できるだけこすったりひっかいたりしないように注意しながらケアをしてくださいね。
対策②:ターンオーバーを促す
日焼け後は、なるべく肌のターンオーバーを促す意識をして過ごしましょう。
ターンオーバーは肌の生成を促すため、日焼け肌の改善効果に期待ができます。
具体的には以下のような方法があります。
- 保湿
- 入浴
- 睡眠
それぞれどのような効果に期待ができるのか見ていきましょう。
方法①保湿
肌の保湿はターンオーバーに欠かせないケアのひとつです。
潤った健康的な肌はターンオーバーの周期が正常になり、古い角質が剥がれ落ちやすくなります。
日焼け跡の原因であるメラニン色素をはじめ、ごわつきやくすみの改善につながることも。保湿力が高い化粧水やローションを使用し、しっかりと保湿しましょう。
保湿後は、水分の蒸発を防ぐ乳液やクリームを塗ると効果的です。
また全身の日焼けが気になる際は「保湿成分が入った入浴剤」の使用もおすすめ。手が届きにくい背中など、入浴しながら保湿ケアができるので便利ですよ。
方法②入浴
お風呂に浸かると「血行促進」や「ストレス解消」などの効果により、肌のターンオーバーが正常化することがあります。
熱すぎるお湯はかえって肌の乾燥を招くため、ぬるめのお湯がおすすめ。
保温効果が期待できる入浴剤や、リラックスできる好きな香りの入浴剤を使うと、自律神経も整いやすく一石二鳥です。
ただし日焼けした直後で痛みを感じる場合は、入浴を避けシャワーで対応しましょう。患部を刺激しないよう水圧を弱くして流してくださいね。
方法③睡眠
睡眠中に分泌される「成長ホルモン」は、肌の修復や生成を促す効果があるといわれています。
特に重要なのは、睡眠時間よりも睡眠の「質」!
睡眠の質を高めるポイントは以下の通りです。
- 寝る3時間前までに食事を済ませる
- 寝る1時間前までに入浴を済ませる
- 寝る前のテレビやスマホ、パソコンの使用を控える
就寝前の行動がいかに大切であるかがうかがえますね。
ストレッチや読書など、好きなことやリラックスできる時間を過ごすと効果的です。
対策③:積極的にビタミンを摂取する
ターンオーバーを促し日焼け肌を改善したいときは、食事を意識することも大切です。
肌の健康をサポートするビタミン類は、積極的に摂取しましょう。
ビタミンA | ほうれん草、トマト、ピーマン、ニンジン、かぼちゃなど |
βカロテン | ほうれん草、にんじん、・かぼちゃ・柑橘類など |
ビタミンE | 卵、オリーブオイル、アーモンド、アボカド、うなぎなど |
ビタミンC | ブロッコリー、ピーマン、キウイ、イチゴ、柿など |
リコピン | トマト、スイカ、柿など |
栄養素を意識すると、自然に食事内容も変わるはず。
日焼け肌はもちろんのこと、健康的な肌作りにも欠かせないポイントなので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
対策④:刺激が少ないスキンケアをおこなう
日焼けした肌のケアは、アルコールや化学成分がなるべく入っていない「刺激の少ない製品」を使用しましょう。
いつも使っているスキンケアでも、バリア機能が衰えている日焼け肌にとっては刺激が強い可能性があります。
ケアをした後にヒリヒリしたり痛みを感じる場合には、使用をやめましょう。
「低刺激」や「植物由来の成分」をうたっているような、刺激の少ない製品がおすすめです。
◇日焼け肌への「刺激」は禁物
日焼けした肌は、自分が思っている以上に大きなダメージを受けています。
非常に敏感な状態なので、なるべく「刺激」は避けましょう。
- 刺激の強いスキンケア製品の使用
- ゴシゴシ洗い
- 水圧の強いシャワー
ダメージ肌への刺激は症状の悪化の他、別の肌トラブルを発症する可能性もあります。
日焼けした部位はいつも以上に優しく扱い、保護することを重視してケアをしてくださいね。
◇まとめ
日焼けのメカニズムや残ってしまった日焼け跡の対策を紹介しました。
黒くなってしまった肌は、とにかくターンオーバーを促すことが大事。
生活習慣や保湿など毎日の過ごし方によって改善を早めらえる可能性があります。
もし全身の日焼け跡が気になる方や対策が面倒に感じる方は、エミュールの「入浴剤」を活用してください。
保湿成分で全身をケアするほか、古い角質や肌の汚れを落とす効果に期待ができる「ミネラル成分」を配合しています。
お風呂に入りながら肌のターンオーバーを促すサポートができるので、ケアの手間がいりません。
肌にダメージを与えてしまうゴシゴシ洗いも不要なので、日焼けの跡が気になる方はぜひお試しくださいね。
◆体のゴシゴシ洗いNG!お風呂に浸かるだけでOK!美肌効果も!