冬だけアトピーになる原因は?悪化させない3つのポイントを解説

冬だけアトピーになる原因は?悪化させない3つのポイントを解説

「冬にアトピーになるのはなぜ?」
「冬になるとアトピーで肌がかゆい]

肌がかゆくなるアトピー症状。なぜか毎年冬にだけ発症し、我慢できないかゆみに悩まされる方も少なくありません。

かゆみが辛く、夜ぐっすり眠れないという方もいるのではないでしょうか。

しかしこの冬のアトピーには原因があり、しっかりと対策すればかゆみや肌荒れの改善は見込めます。

今回は、冬にひどくなるアトピーの原因や症状を悪化させない方法をご紹介!辛いかゆみが和らぐほか、健康的な肌を目指すうえで気を付けたいポイントをまとめているので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

◇冬にアトピーが発症する原因は?

冬にアトピーが発症したり強いかゆみに襲われたりするのは、肌のひどい乾燥が原因です。

水分を失った肌は肌のバリア機能が衰え、普段よりも敏感な状態。健康的な状態と比較して刺激を受けやすく、かゆみを感じやすくなります。

実はこの症状は、冬になり急に発症するわけではありません。秋ごろから徐々に肌環境は変化しているのです。

そのため毎年冬にアトピーやかゆみに悩む方は、秋ごろもしくは季節を問わず肌のケアをする必要があります。

 

◇冬にアトピーを悪化させない3つのポイント

冬のアトピーを悪化させないためには、以下の3つの対策が必要です。

  • 保湿ケアをする
  • 刺激を避ける
  • 肌を清潔に保つ

ひとつずつ解説します。

 

①保湿ケアをする

冬のアトピーには、保湿ケアが欠かせません。

潤いを失った肌はいつもより刺激を受けやすく、症状が悪化しやすいからです。

保湿効果の高い化粧水や乳液、クリームなどをこまめに塗り、保湿ケアをこまめに行いましょう。

特に入浴後は肌の水分が蒸発し乾燥しやすい環境です。入浴後は30分以内にボディークリームなどの保湿ケアをすると、乾燥を防げます。

また肌の乾燥対策には「空間のうるおい」も必要です。冬は気温と共に湿度も低くなりがちなので、積極的に加湿器などを使って部屋の潤いを保つ工夫もしましょう。

 

②刺激を避ける

アトピーが発症している肌はバリア機能が衰え、いつもより刺激を受けやすい状態です。

症状を悪化させてしまう可能性のある以下のような刺激は、なるべく避けるようにしましょう。

  • ゴシゴシ洗い
  • 化学繊維の衣服の着用
  • 電気毛布

入浴中のゴシゴシ洗いや洗浄力の強いボディーソープなどは、肌の乾燥を導き症状を悪化させてしまうことも。

敏感肌用の製品を使用したり、泡のボディーソープでなでるように洗うなどの工夫が必要です。

またニットや裏起毛など、保温効果の高い素材や熱を発生させる電気毛布も乾燥を悪化させる可能性があります。

乾燥が気になる際は湯たんぽを使うなど、乾燥や刺激を最小限に抑えられるもので代用するとよいでしょう。

 

③肌を清潔に保つ

アトピーや痒みが気になる際は、肌を清潔に保つ意識も必要です。

肌荒れをしている場合は、常在菌や雑菌によって症状が悪化してしまうことも。かゆみが気になり丁寧な入浴ができない方もいるかもしれませんが、しっかりと皮脂汚れやほこりを落として肌をきれいに保ちましょう。

ただし、強い力でゴシゴシ洗ったり洗浄力の強いボディーソープで洗ったりするのは逆効果!肌の乾燥を悪化させてしまう危険性があるため、なるべく優しく洗ってくださいね。

 

◇自宅でできる冬アトピーのケア

冬のアトピーは、自宅のケアで症状を和らげることも可能です。

自宅でできる簡単なケアは以下の通りです。

  • 加湿器を使用する
  • こまめに保湿ケアをする
  • 保湿効果のあるバスグッズを使う

少しでも肌環境が整うよう、ぜひ実践してみてください。

 

①加湿器で空間を潤す

乾燥しやすい秋から冬の時期は、積極的に加湿器を使用するようにしましょう。

湿度が低い環境は肌の乾燥を導き、アトピーを悪化させてしまう可能性があります。部屋の最適な湿度は50〜60%程度。健康的な肌を保つうえでも最適な湿度です。

ただし加湿のしすぎはカビなどの雑菌を増殖させてしまい、かえって肌によくない環境になることがあります。

自動で湿度を管理できる加湿器を使用するなど、適度な湿度を保つ工夫をしましょう。

 

②こまめにローションやクリームを塗る

アトピーや乾燥が気になる部位は、積極的に保湿ケアを行いましょう。

保湿効果の高い化粧水やローションで保水し、水分の蒸発を防ぐためにクリームを塗ってしっかりと蓋をするのがおすすめ!

角質層に水分と油分を蓄える「セラミド」や、水分をしっかりと抱え込む「ヒアルロン酸」が配合されているとより高い効果に期待できるでしょう。

 

③保湿効果のあるバスグッズを使う

アトピーや乾燥は、入浴時にもケアができます。

入浴時は高温多湿なので、毛穴が開いたり肌がふやけたりすることで成分が浸透しやすい環境です。保湿成分の高い入浴剤やボディーソープを使用すれば、保湿成分が角質層まで浸透しやすくアトピーや乾燥肌ケアができるでしょう。

また肌の保水量をアップさせる「ウルトラファインバブル」のシャワーもおすすめ!

表皮の浸透圧を高め肌の水分量をアップさせるほか、血行促進効果で肌のターンオーバーの促進も期待できますよ。

 

◇症状が改善しないときは受診を

ケアをしてもアトピーや乾燥肌が改善しない場合や症状が悪化する場合は、皮膚科など専門医院で受診しましょう。

改善が見られない中、長期間自己流でケアをしてしまうと症状が悪化し、色素沈着や別の肌荒れにつながる恐れがあります。

ただ、症状を問わず健康的な肌を目指すために保湿ケアは欠かせません。日常のケアやグッズを見直し、アトピーになりにくい肌作りを目指してくださいね。

 

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