入浴剤は効果ない?求める効果に合わせた入浴剤選びのコツを紹介

入浴剤は効果ない?求める効果に合わせた入浴剤選びのコツを紹介

「入浴剤って本当に効果があるの?」
「目的に合った入浴剤を知りたい!」
「入浴剤の種類ってどんなものがある?」

ドラッグストアや雑貨店などさまざまな場所で数多く販売されている入浴剤。効果を気にせずなんとなく買っている方も多いのではないでしょうか?

入浴剤にはさまざまな種類があり、求める効果に合わせて選ばないと入浴剤の効果を実感できず物足りなさを感じてしまいます。

そこで今回は以下について解説します。

  • 入浴剤で期待できる効果
  • 入浴剤の種類
  • 入浴剤の効果的な使い方

入浴剤を理解することで今までよりも入浴の効果が高まる可能性があるため、ぜひ参考にしてくださいね。

 

◇入浴剤を使うことで期待できる効果

入浴剤にはさまざまな種類がありますが、主に以下のような効果が期待できます。

  • 温熱効果
  • 保湿効果
  • 疲労回復効果

それぞれ解説します。

 

①温熱効果

入浴剤は、血管を広げ血流を促す効果を高める手助けをしてくれるため、全身を温める効果が期待できます。この作用を「温熱効果」と言います。

血流が改善されると、体が温まるだけでなく新陳代謝が良くなり体の老廃物が排出されやすくなるメリットも。また体中の筋肉がほぐれてリラックスでき、疲労回復につながるとも言われています。

温熱効果は、炭酸ガス系やとろみのあるお湯に変化するタイプの入浴剤がおすすめ!

ガスによる刺激や長時間冷めないお湯は血流を促す手助けをしてくれるでしょう。

 

②保湿効果

入浴剤は肌の保湿力を高める効果も期待できます。

肌の乾燥が気になる方は、オイルやヒアルロン酸などの保湿力に優れた成分が配合されている入浴剤がおすすめ。手足はもちろんのこと、手の届かない背中など全身に成分がいき届くため入浴後のケアの手間も省けます。

また重曹や酵素・ミネラルは、皮脂汚れや古い角質を落とすほか、ターンオーバーを促進する効果も期待できます。

入浴剤に美肌効果を求めたい方は、保湿成分に加え洗浄やピーリング効果のある成分もチェックしておくと良いでしょう。

 

③疲労回復効果

入浴剤は、香りや刺激によって副交感神経が優位になりリラックスできるため、疲労回復効果も期待できます。

リラックスしたいときにおすすめの香りは以下の通りです。

  • ラベンダー
  • オレンジ・スイート
  • ペパーミント

心身のストレスを解消する効果が期待できる香りなので、疲労感を感じたときは香りにも注目してみましょう。

また炭酸ガスが発生する入浴剤は、刺激が血行を促進し、全身の筋肉の緊張をほぐす効果が期待できます。

よりリラックス効果を高めたい場合は、熱いお湯よりもぬるめのお湯のほうがおすすめ!副交感神経を優位にするため、緊張感がほぐれ疲労回復効果をより実感しやすくなるでしょう。

 

◇入浴剤の種類別で見る効果を解説

入浴剤には、以下のように様々な種類があります。

  • 無機塩類系
  • 炭酸ガス系
  • クール系
  • スキンケア系
  • 酵素系
  • 植物系

それぞれの特徴を解説します。

 

①無機塩類系入浴剤

無機塩類系とは、無機塩類を主成分とした入浴剤のことです。無機塩類とは、硫酸ナトリウムや炭酸ナトリウムなど、無機化合物から水を除いたもの。温泉に含まれる成分を応用したものです。

お湯がやわらかくなるほか、皮膚のたんぱく質と結合し全身を保護してくれるため、長時間体を保温してくれる効果も。

冷えが気になる方におすすめです。

 

②炭酸ガス系入浴剤

炭酸ガス系の入浴剤は、無機塩類の炭酸塩と有機酸を組み合わせた成分が配合されたもの。お湯に溶けた炭酸ガスが皮膚から入り込み血管を拡張させ、血行を促進する効果が期待できます。

血流が促進されると全身が温まるほか、新陳代謝を促進し疲れを軽減させる効果も期待できます。

 

③クール系入浴剤

クール系は、清涼系清涼成分を含んだもので冷感やさっぱり感を与える入浴剤です。

入浴後に汗をかきやすい夏場やさっぱり感を求める方におすすめ!冷感を刺激するメントールが配合された入浴剤は、体温を下げずに清涼感を感じられます。

 

③スキンケア系入浴剤

スキンケア系の入浴剤は、主に保湿効果が期待できる成分を多く配合したもの。ミルクタイプや粉末タイプ、液体タイプなどがあります。

入浴剤で使われる保湿成分は、以下のようなものがあります。

  • セラミド
  • スクワラン
  • ヒアルロン酸
  • オイル(ホホバオイル・シアバターなど)

入浴中は肌がやわらかくなり、肌の水分が蒸発しやすい一方で成分が浸透しやすい環境です。

自分では手の届かない部位も保湿成分を与えられるため、乾燥対策に効果的と言えるでしょう。

 

④酵素系入浴剤

酵素系の入浴剤は、表皮の皮脂汚れであるたんぱく質を分解する酵素が含まれる入浴剤のこと。古い角質を除去するため、洗浄効果に優れています。

パパインやパンクレアチンなどの成分は肌への刺激が強くないため、敏感肌の方も使用しやすい入浴剤です。


⑤植物系入浴剤

植物系入浴剤は、主に薬草風呂のことを指します。漢方などでも使用される植物の成分を含んだ入浴剤で、独特な香りや色が特徴です。

よく使用される植物は以下の通りです。

  • ショウキョウ
  • トウキ
  • カミツレ
  • チンピ

植物によって効果は異なりますが、主に疲労回復や肌荒れの改善に期待できると言われています。

また香りによるリラックス効果も期待できるため、生薬のほか柑橘類やハーブ類も人気です。

 

◇求める効果に応じて入浴剤を選ぼう

入浴剤は入浴剤を使用しないさら湯よりも入浴効果を高めてくれる効果が期待できます。

ただし、冷えや乾燥など自身の悩みにあったものを選ぶことが大切。求める効果にあった成分が配合されているかどうかを見極めたうえで入浴剤を使用すると、効果を実感できるでしょう。

とはいえ、保湿や保温など全ての効果に適した入浴剤を選ぶのは難しいですよね……。成分がよくわからず自分に合う入浴剤が分からないという方は、ぜひエミュールの入浴剤(エミュールミネラルバスパウダープレミアム)をお試しください。※エミュールは、無機塩類が主成分のスキンケア入浴剤です。

保湿成分や肌をツルツルにするミネラル成分は、全て無添加。香料や合成着色料も使用していないため、敏感肌の方でも使いやすくなっています。

複数回分のお試し用もあるので、ぜひ使用してみてくださいね!


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