入浴剤の成分を知って効果を高めよう!気を付けたいポイントも解説

入浴剤の成分を知って効果を高めよう!気を付けたいポイントも解説

入浴剤の成分にはどんな効果があるの?
保湿の効果がある成分ってどんな成分?

入浴剤の効果は理解しているけど、成分まで理解しているという方は少ないですよね。

パッケージに記載されている効果を参考にするのもいいのですが、どの成分がどのような効果を高めているのかということを知っておくと、入浴剤選びがラクになります。

この記事では、成分と効果の関係性と入浴剤を選ぶ際に意識しておきたいポイントについてご紹介します。

■入浴剤の成分によって効果は違う!

入浴剤はドラッグストアをはじめ、雑貨店やインターネットなどで数多くの種類が販売されています。

しかし配合されている成分はそれぞれ異なり、期待できる効果も異なります。

「保湿」や「保温」、「疲労回復」「洗浄」などパッケージに効果が記載されていることが多いですが、成分と効果について知っていればさらに自分に合う入浴剤を見つけられるはずです。

また成分を理解していると、複数の効果を得たい場合にも役に立ちます。

■効果ごとにみる主な成分


疲労回復や保湿など求める効果は人それぞれです。

重視したい効果にはどのような成分が使われているのか、またどの成分がどのような効果を持っているのかをみていきましょう。

・保湿効果が高まる「スキンケア系」


肌が乾燥しやすい方はもちろんのこと、どんな肌質の方でも「保湿」は肌にとって必要不可欠なケアです。

特に女性は、入浴剤に保湿成分を求める方も多いでしょう。

保湿効果のある入浴剤は、肌のターンオーバーを促進したり、ハリのある若々しい肌になったりと全身のケアが叶います。

肌をしっとりさせてくれる主な成分は以下の通りです。

・ホホバ油
・グリセリン
・セラミド
・ヒアルロン酸
・スクワラン
・植物オイル

保湿成分はケアを意識している方なら聞き覚えのある成分が多いかもしれません。
入浴剤も顔のスキンケアと同じような保湿成分が使われてることも多いです。

特に植物系オイルのような自然由来のオイルは、肌への刺激が少ないため、安心して使用できる保湿成分です。

・保温効果が高まる「無機塩類系」


冷え性の方が意識したい成分は「無機塩類」です。

無機塩類とは、生物の生命維持機能を保つために必要な成分のことで、「ミネラル」とも呼ばれます。

無機塩類(ミネラル)は、皮膚の表面のたんぱく質と結合し、薄い膜(ベール)をつくります。身体から発する熱を外に逃しにくくするため、長時間温かい状態をキープできるといった「保温効果」が得られます。

家でさら湯に入るより、温泉に入った後のほうがずっとポカポカ温かいのは、この「無機塩類(ミネラル)」がお湯に溶け込んでいるからです。

冷えやすい方はもちろんのこと、保温効果により睡眠の質も上がるため、寝ても疲れが取れないといった方にもおすすめできます。

成分表には「ミネラル」や「〇〇ナトリウム(Na)」「〇〇カルシウム(Ca)」などといった表記が多くみられます。

・洗浄効果のある成分「酵素系」


入浴剤に洗浄成分が含まれていると、入浴するだけで皮脂や皮膚の古い角質が落ちるため、しっとりツルツルのお肌になりやすいです。

入浴である程度の汚れが落ちているためゴシゴシ洗いが不要で、肌への刺激も最小限で済みます。

多くの入浴剤に含まれる洗浄成分は以下の通りです。

・パパイン酵素
・パンクレアチン
・蛋白質分解酵素
・炭酸水素ナトリウム(重曹)

また保温効果に期待ができる「ミネラル」も、汚れとくっつきやすい性質があるため洗浄効果も得られます。

洗浄成分は、身体はもちろんのこと浴槽の見えない汚れも吸着してくれるため、お風呂掃除がラクになるといったメリットも。

こすらず汚れを落とせるので、特に肌が弱い方や敏感肌の方にとっては注目しておきたい成分でしょう。

・疲労回復の効果がある「炭酸ガス系」


疲労回復やリラックス効果を高めたい場合は、「炭酸ガス」系の入浴剤がおすすめです。

シュワシュワとお湯に溶けた炭酸ガスは、皮膚から吸収され血管内に浸透し、血管を広げてくれます。

血管が広がり血行が良くなると、新陳代謝が良くなるため疲れや肩こり、痛みなどが緩和されて回復しやすくなります。

・炭酸ナトリウム
・炭酸水素ナトリウム
・硫酸ナトリウム

これらの成分は疲労回復に効果的で、肌にいいと注目をされている「炭酸泉」に近い状態を作ることができます。

自宅でも温泉と同じような「疲労回復」や「美肌」の効果が得られるでしょう。

■入浴剤を選ぶ際に気を付けたいこと


いくら効果が高い成分の入浴剤を選んでも、自分の肌に合わなかったら意味がありません。

効果や成分について理解しておくと同時に、肌トラブルを起こさないためのポイントも頭の片隅に入れておくと安心です。

・肌への刺激が強い成分は避ける


入浴剤の成分が強すぎると肌トラブルを起こす可能性があります。成分量というよりは、成分自体の問題です。

分かりやすい例でいうと、着色料や香料など人工的に作られた化学成分は比較的肌に刺激を与えやすい成分です。

特に敏感肌の方は影響を受けやすいため、効果と共に刺激の少ない成分かどうかという点も確認しておくとよいでしょう。

自然由来のものでできた成分や、無添加の成分であると安心です。

・浴槽を傷める成分は避ける


入浴剤の中には、浴槽や配管に汚れが付きやすい成分が配合されていることがあります。

肌にいい効果を与えても、浴槽や配管を汚してしまったり故障をしてしまったりと別の個所で影響を与えてしまっては困ります。

例えば色の濃い入浴剤は、浴槽に色が付着しこすっても落ちない「色素沈着」を起こす可能性が高いです。

また、温泉成分で有名な「硫黄」を多く含んだ入浴剤は、浴槽や配管を傷めることがあります。

身体はもちろんのこと、浴槽にも優しい入浴剤であるかということも意識しておきたいポイントです。

■まとめ

入浴剤の成分と効果についてご紹介しました。
効果ごとの成分を知ると、入浴剤を選ぶ時の見方も変わります。
ただしいくら高い効果を得られる入浴剤であっても、別の肌トラブルを起こしてしまっては意味がありません。
なるべく刺激が少ない「無添加」の入浴剤であると安心して継続的に使えるでしょう。
これからはパッケージがうたっている効果と、記載されている成分表を照らし合わせて選んでみてくださいね。

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