お風呂ダイエットに適した時間は?消費カロリーを倍にする入浴法も

お風呂ダイエットに適した時間は?消費カロリーを倍にする入浴法も

いつもの入浴で手軽に痩せられるという「お風呂ダイエット」。

ダイエットのためにわざわざ時間を費やさなくていいし、辛いトレーニングをせずに済むので痩せたい方にとっては魅力的なダイエット法ですよね。

しかしダイエットを意識した入浴でないと、痩せる効果はあまり感じられません。

そこで今回は、「お風呂で痩せたい!」という方のためにダイエットに効果的な入浴時間や、入浴法、お風呂で痩せる理由について解説します。

辛いトレーニングをせずに効率よく痩せたい方はぜひ参考にしてみてくださいね!


お風呂ダイエットに効果的な入浴時間は?

ダイエットに効果的な入浴時間は10分〜20分。半身浴よりも全身浸かった入浴のほうが痩せる効果が高まります。

なぜなら、入浴で痩せる理由として血行促進による「代謝アップ」が考えられるからです。

代謝が上がると、脂肪燃焼効果や老廃物を排出する効果が高まります。しっかりと全身お湯に浸かり、一定時間を過ごすことで血行促進効果が高まるため、結果的に痩せやすくなるのです。

入浴時間が短すぎると十分な効果を感じられなかったり、また反対に長すぎると体への負担が大きく効果は半減します。

 

そのため、40℃のお湯に10分〜20分くらい浸かるのが効果を得るためにちょうど良い時間といえるでしょう。

 

 

そもそもお風呂で痩せるって本当?

先述したように、お風呂で痩せる理由としてもっとも大きい要素は、「入浴によって血流が促進され代謝が上がるから」です。

ではそもそもお風呂のどんな効果によって血行が促進されるのでしょうか?

代謝アップに繋がる"血流改善"は、お風呂の以下の効果によって得られます。

  • 体が温まる「温熱効果」
  • 血管やリンパに刺激を与える「水圧効果」
  • 緊張がほぐれる「リラックス効果」

お風呂によって温まれば全身にくまなく血液が巡り、冷えの改善が見込めます。

また水圧によって血管やリンパ管が圧迫されれば、血流やリンパの流れがよくなり老廃物の排出が促されます。太って見える「むくみ」も改善されやすい効果もありますね。

さらにバスタイムは1日の中でもリラックスしやすい環境。副交感神経を優位にして自律神経が整えば、血流が良くなることはもちろん、ストレスによる食欲増進作用も抑えられるでしょう。



代謝アップ効果が高まる「高温反復入浴法」も

ダイエットに効果的な入浴時間は、10〜20分の全身浴がオススメとご紹介しました。

もちろんこの方法でも痩せやすい身体づくりは可能ですが、ダイエットにフォーカスした「より多くのカロリーを消費する」入浴法もあります。

高温反復入浴法のポイントは以下の通り。

  1. 【3分入浴】たっぷりのお湯に全身浸かります
  2. 【5分休憩】この間に身体や髪を洗ってもOK
  3. 【3分入浴】肩までゆっくりお風呂に浸かります
  4. 【5分休憩】ボディケアなどを行ってもOK
  5. 【3分入浴】最後に全身浴をします

3分の全身浴を3回、間に5分の休憩をはさむという方法です。

高温反復入浴法の場合は、お湯の温度を40°C〜43℃の高めに設定します。

この入浴法は、熱いお湯に数回入り身体に負荷をかけ、消費エネルギーを高める方法です。通常の入浴の2倍のカロリー消費を見込めるため、ダイエット効果に期待ができます。

ただし身体への負荷が大きい入浴法なので、血圧の高い方や妊婦さん、持病をお持ちの方は辞めた方が良いでしょう。

大量の汗をかくため、入浴前後には水分補給を十分に行ってくださいね。



お風呂ダイエットの効果を高めるためのポイント

お風呂ダイエットの効果を高めるためには、以下のポイントも合わせて実践することがおすすめです。

  • 食事の前に入浴をする
  • 入浴前後にストレッチを行う
  • しっかりと水分補給をする

食事の前に入浴をするとリラックスし副交感神経が優位になるため、食欲が軽減されます。

ストレス解消を含めた食事になると暴飲暴食になりがちなので、一度ゆっくりと休憩してから食事を摂るのが理想です。

しかし、忙しい毎日の中食事の前にゆっくりとお風呂に浸かるのも難しいですよね。

そういった方は、食後1時間以上の時間を空けてからお風呂に入るのがおすすめです。

食後すぐにお風呂に入ってしまうと、胃腸の活動が中途半端なまま身体がリラックスモードに入ってしまいます。消化不良に繋がりますので、しっかりと食後に時間をおき胃腸の活動を優先した後に入りましょう。

また入浴前後のストレッチ、また入浴中のマッサージは血行促進のサポートをします。

凝り固まった身体をほぐすだけで疲れも取れやすくなるため、睡眠の質も上がるはず。良質な睡眠は代謝アップ効果もあるため、ダイエットにもいい影響を与えます。

さらに水分補給もダイエットには欠かせんません。

入浴中には約800mlの水分が失われるといった研究結果があります。

水分不足はむくみやだるさ、めまいなどダイエットだけでなく、身体全体の不調に繋がるため、入浴前後には十分に水分補給を行いましょう。

 

 

ダイエット効果を高める入浴剤を活用しよう

お風呂がダイエットに効果的な理由は「血流の促進」です。

血流の促進は代謝アップだけでなく、冷えやむくみの改善にも繋がります。

ただし入浴後に急激に冷えてしまっては、せっかくの入浴効果も半減。入浴後も長時間温かい状態であるほうが望ましいですよね。

 

そこでいい役目を果たしてくれるのが「入浴剤」です!


入浴剤にはさまざまな種類がありますが、ダイエット効果を高める「保温効果」の高い種類がおすすめ。

温泉の性質にもある「無機塩類系」は、保温効果に適した成分です。

皮膚のタンパク質と結合して薄いベール(膜)をつくるため、お風呂上りも長時間熱が逃げにくいという特徴があります。

また保温状態が長時間続けば、布団に入るまでポカポカ。
気持ちよく寝付くことができるため、睡眠の質も高まりダイエットはもちろんのこと疲れにくい身体になるでしょう。



まとめ

お風呂ダイエットに適した時間と入浴法についてご紹介しました。

入浴時間や方法も大事ですが「なぜやせるのか」を理解したうえで入浴をするとより高い効果を得られそうですね。

すべては「痩せやすい身体づくり」を作ることから!

しっかり身体を温めて、血流を全身にめぐらせることが大切です。
血行促進は「保温」「水圧」「リラックス」がポイント。

またダイエット効果を高める「成長ホルモン」を十分に分泌させるためには良質な睡眠も欠かせません。

保温効果の高い入浴剤を活用し、効率よくお風呂ダイエットを成功させましょう!

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