入浴が健康や美容にいいのはよく聞く話ですが、足を温めるだけの「足湯」ってそんなに効果があるの?と思っている方、また足のむくみや、身体の冷えなどでお悩みの方は、だまされたとおもって、是非「足湯」を試してみてください!
「こんなに効果があったんだ!」と思われること事間違いなしです。
ここでは、足湯についてその方法や効果を詳しくご紹介いたします。
足湯とは?
足湯とは、足だけをお湯に浸かって、温めたり、洗ったりすることをいいます。
足湯にはどんな効果が期待できる?
■全身の血行を促進する
身体の末端にある足を温めることで、全身の血行がよくなり、体内の老廃物が排出されやすくなって、身体全体が温まります。足湯をしながら、マッサージを行う事で、さらに効果的です。
■冷え症の改善
血流が悪い人にとっては、夏の暑い季節においても、心臓から離れている足先は冷えやすい場所です。そこで足湯をすることで、血液が温まって、血行が良くなるため、身体全体がポカポカとして、冷え症の改善も期待できます。
■むくみの改善
顔や手、足などに起こりやすいむくみ。実はむくみは血流とも関係があり、血流の悪さがむくみの原因にもなっています。
というのも、身体のおよそ60%は水分で、60%のうちの3分の2は細胞内に、残りの3分の1は細胞外にあります。
この細胞外にある水分がむくみに関係している水分で、血液に含まれる水分と細胞と細胞の間を埋めている水分になります。
これらの水分は通常、細胞や血管などを自由に行き来して、細胞に栄養を送ったり、老廃物を排泄したりしていますが、この水分バランスが崩れて、細胞と細胞の間(細胞間隙:さいぼうかんげき)を埋めている水分が溜まってしまうことがあります。この時の状態が「むくみ」です。
そこで、足湯をすることで、身体が温まり血管が広がって血流がよくなることで、細胞間隙にたまった老廃物や不要な水分がしっかりと血液に吸収されてむくみが改善されやすくなります。
■デトックス効果
血流が滞ることで、体内に老廃物が溜まってしまう事が有ります。そんなとき、足湯をすることで、血行が促進されて、老廃物が肝臓で解毒されて体外に排出されやすくなります。
■便秘や下痢
リラックス効果が高まる副交感神経は、腸の働きを司っている神経もあり、足湯をすることで、副交感神経が優位になります。このように副交感神経が優位になって腸の働きが改善されることで、便秘や下痢にも効果的だと考えられます。
■肩こり、腰痛など
血流が悪いことで起こる肩こりや腰痛は足湯で血行を良くすることで、痛みが軽減することも期待できます。
基本的な足湯のやり方は?
【用意するもの】
・両足が入るバケツ(あれば足湯専用の桶)
・マット(床がぬれないようにバケツの下に敷くため)
・お湯(ふくらはぎの真ん中くらいまで浸かる量:約8~10リットル位)
・さし湯(保温できるポットや水筒に熱いお湯を入れておく)
・バスタオル(ひざ掛け)
・飲み水
・時計
・スマホ(タイマーとしても使う事ができ、暇つぶしとしても便利です)
・温度計(あれば)
【やり方】
1 すぐに冷めてしまうため、最初は少し熱いと感じるくらいのお湯(43度~45度位を目安に)をバケツに入れておく
2 ふくらはぎ位まで、しっかりと足をお湯に浸ける
3 お湯が冷めてきたら、さし湯としてポットに用意しておいて熱めお湯を、少しずつ入れて、42度位の温度をキープします。
4 じんわりと汗がでてきたら、用意しておいた飲み水で水分補給しながら、10分~20分くらい浸かります。
この間も、お湯の温度が下がったらさし湯をして、42度くらいの温度をキープします。
5 足湯が完了したら、水分をふき取って、すぐに靴下をはいて足を冷やさないようにします。水分が残っていると気化熱によって、冷えやすくなりますので、
指と指の間も丁寧にふきましょう。また、カカトがカサカサしている方は、保湿クリームなどを塗るのも忘れずに!
プラスαで足湯の効果をさらにUP!
お気に入りの入浴剤やアロマオイルをお湯にプラスすることで、さらに足湯効果がUPします。その時の気分や目的によって、アロマオイルの香りを変えてみたり、入浴剤を選んでみてはいかがでしょうか?
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