大人になってからできるニキビは、思春期の時とは違って、「同じ場所にできる」「なかなか治らない」「跡に残ったらどうしようと毎回心配になる・・・」など、ポツンと1つできただけでも、かなりテンションが下がります。そしてそれがまたストレスになって治りにくくなるという、悪循環を招いてしまいます。
ここでは、大人ニキビができる原因や、大人ニキビを作らないようにする生活習慣についてご紹介します。
大人ニキビができる原因は?
思春期にできるニキビは主に、皮脂が過剰に分泌することが原因で発生するため、ほとんどの場合、こまめに洗顔をして、お肌を清潔にすれば、すぐに治ってしまいます。
ところが、大人になってからできるニキビは、ホルモンのバランスが崩れたり、ストレスなどが影響していることが多いため、洗顔をしたからといって、すぐに治るものではありません。
さらに、洗い過ぎなど誤ったスキンケアによって、お肌のバリア機能が低下して、化粧品などに含まれている成分が刺激となったり、エアコンや紫外線などで肌が乾燥することで、お大人ニキビやお肌のトラブルを招く原因となります。
このように、大人ニキビは思春期にできるニキビと異なり、様々な原因が絡み合って複雑なので、思春期と同じ対策をしてもなかなか治りにくいのです。
大人ニキビができてしまった時の治療方法は?
たかが「ニキビ」と思って、軽くみてはいけません。処置を間違うといつまでもニキビ跡がのこってしまい、大変な事になりかねません。そこで、躊躇せずに、皮膚科に行くことをお勧め致します。皮膚科でニキビの治療をしてもらえば、お薬を処方してもらえます。何度も言うように、思春期のように皮脂の過剰分泌が原因という訳ではないため、洗顔だけでは治りません。その為、お薬を飲んで身体の中から治すことも大切なのです。
また、ニキビが治るまでは、スキンケアやコスメなどの使用についても、皮膚科の先生に相談して、選ぶようにしましょう。
大人ニキビを作らないようにする生活習慣とは?
-
充分な睡眠を摂りましょう。
睡眠不足など、不規則な生活をすることで、ホルモンバランスが崩れてニキビができやすくなってしまいます。またニキビができてしまい、薬を使って治療をすることになっても、睡眠に勝る薬はありません。早寝、早起きをして規則正しい生活を心がけましょう。
-
正しいスキンケアをしましょう。
刺激の強いクレンジングや洗顔料を使ったり、エアコンや紫外線などの影響によって、お肌は乾燥しやすくなります。
そしてお肌が乾燥することで、お肌のバリア機能が低下してトラブルが起こりやすいお肌になってしまいます。そこで毎日のスキンケアをもう一度見直してみましょう。
-
食事にも気を付けましょう
ファーストフードや外食などは、ビタミン、ミネラル、食物繊維が不足しがちです。その為、できるだけ自炊をして野菜を摂取するように心がけて下さい。
また、外食で野菜を摂取したい場合は、定食のメニューがあるお店を選んだり、居酒屋の単品メニューで野菜を頼むのもおススメです。最近はコンビニでもカット野菜やお惣菜も手軽に購入することができますので、食事にも気を付けましょう。
-
ホルモンバランスの乱れに注意しましょう
お肌のハリや潤いには女性ホルモンが関係しています。ダイエットなどで体脂肪が減り過ぎるとホルモンバランスが崩れてしまいます。そのためダイエットが原因で生理不順になったりするのです。生理が遅れている、体調が悪いと感じたら、すぐに婦人科で相談するようにしましょう。
-
冷えは大敵、身体を温めましょう
身体が冷えていると、血流が滞り、体内にたまった老廃物や水分などが排出されにくくなって、ニキビができやすくなります。そのため、普段から適度な運動をして血流をよくしたり、シャワーではなく、湯船にしっかりと使って身体を芯から温めるようにしましょう。お風呂に浸かりながら、身体が温まった状態で、わきの下や鼠径部などをマッサージすると老廃物が排出されやすくなります。特に冷え症の方は、飲み物は冷たいものは身体を冷やすため暖かいものを選ぶようにしてくださいね。
まとめ
大人になってからできるニキビは、生活習慣と深く関係しているんですね!大人になると色々と忙しくなって、生活習慣が乱れがちになりますが、お肌のためにも、良質な睡眠と栄養を摂取るするように心がけましょう。
↓ 保温と保湿と美肌効果の高い入浴剤はこちら ↓