【これって5月病?!】春先におこるメンタルの不調、予防と改善について

【これって5月病?!】春先におこるメンタルの不調、予防と改善について


新年度になって、今までとは大きく環境が変わる方も少なくないのではないでしょうか?入学、就職、移動など、新しい生活が始まり気分も高まっている一方で、この季節は「5月病」という言葉もあるように、実はメンタルに不調をおこしてしまう人が増える季節でもあります。

ここでは、そんな春先におこりやすいメンタルの不調と予防についてご紹介します!

環境の変化によるメンタルへの影響とは?

5月病というように春先にメンタルに不調をきたす理由は、入学や就職、移動など環境の変化がストレスとなって、精神的な疲労が蓄積されることが原因の1つです。ストレスが多い場合、交感神経が高ぶってしまう傾向にあります。ちなみに、交換神経は自律神経の1つで私たちの意志とは無関係に働く神経で、身体を緊張や興奮させる働きがあります。逆に、副交感神経には身体をリラックスさせる働きがあります。

ここで問題なのは、交換神経が高ぶった状態が夜遅く寝るまで続いてしまう事にあります。

正常な自律神経の状態であれば、夜になると、リラックス効果をもつ副交感神経が活発になって、眠くなります。他にも食事をしている時、音楽を聴いている時、入浴後などは副交感神経が優位になって、リラックスしている状態となります。

ところが、ストレスが蓄積された状態の場合、交換神経が夜になっても活発に働いてしまいます。そして、いつまでも副交感神経よりも優位な状態が続くことで、夜になっても眠くなりにくく、身体を十分に休ませることが出来ません。

そんな日が続くことで、睡眠不足になったり、慢性的な疲労が蓄積されてメンタルにも不調をきたし、五月病のような精神的な不調に陥ってしまいます。

五月病のような状態に陥らないためには、日ごろから副交感神経を高めるように意識をして、自律神経のバランスを整えるよう、心がけて過ごすことが大切です。

五月病のようなメンタル不調を予防するポイントは?

交換神経も副交感神経もどちらも大切なものですが、五月病の場合は交換神経が活発になりすぎることが原因ですので、このような場合は、副交感神経を高めるように心がけるのがポイントとなります。

といっても、「その方法が分からない!」という方のために、いくつかのポイントをお伝えいたします。

【ポイント1】 自分を追い込むような無理をしないようにする

新しい生活や環境にともなって、やる気になるのはいいことですが、あれもこれもと新たに何かを始めようとして、常に心身が興奮してしまうような生活は禁物です。

スケジュールを詰め込み過ぎたり、ダイエットや仕事においても高すぎる目標は立てないようにしましょう。自分のキャパを超えてしまうような生活は五月病の切っ掛けになってしまいます。寒い冬から暖かい春になってつい活動的になり、いろいろなことを始めたくなる気持ちも分かるのですが、精神的な健康を保つためには「やらない」という選択肢も必要なのです。

【ポイント2】 リラックスタイムをつくりましょう

毎日の生活のかなで、「落ち着く」とか「楽しい」と感じられるような、くつろげる時間を積極的につくるようにしましょう。例えば、食事においてジャンクフードではなく、栄養バランスのとれた食事を摂取したり、読書や音楽などの趣味を楽しんだり、入浴はシャワーですまさずに少しぬるめのお湯にゆっくりと浸かるなど、ちょっとした心がけで副交感神経を高めることが出来ます。ちなみに、入浴時のお湯の温度は高いと交換神経が優位になり逆効果になりますので、副交感神経を高めるにはぬるめのお湯というのがポイントになります。

【ポイント3】 適度な運動を心がける

運動はダイエットや身体の健康のためだけではなく、精神面の健康を良好に保つためにも大切です。この場合、激しくない有酸素運動で、心拍数があまり高くならない「じんわりとした汗」が出るくらいの運動がおすすめです。たとえば、軽いジョギングやウォーキング、ヨガなどゆったりとした気分で行うようにしましょう。ここで気を付けて頂きたいのは、ハードな有酸素運動や筋力トレーニングの場合交感神経が優位になりますので、夜に行うのは避けた方が良いでしょう。

【ポイント4】 身体を温めて血行をよくする

温かいお風呂に浸かったり、温かい飲み物を飲んだ時、思わずホッとした気持ちになりませんか?これがまさに交換神経が優位な状態になっている時の状態なのです。

身体が温まると血行が良くなりますが、血行が良くなることで、副交感神経は活発になります。そこでマッサージを取り入れたり、入浴などで身体を温めるようにしましょう。

まとめ

五月病の場合は、交換神経の高ぶりを抑えて、副交感神経を高めることで自律神経のバランスがとれます。無理をせず楽しくリラックスした時間をつくって、心身ともに元気に過ごしましょう♪


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