「ニキビを減らすにはどうしたらいいか知りたい」
「繰り返しできるニキビをどうにかしたい」
しっかりニキビケアをしても頻繁にできたり、なかなか治らなかったりして悩む方も少なくありません。
とくに顔のニキビは人の目に触れやすく印象を左右するので、できるだけ早く治したいですよね。
そこで今回はニキビを減らす5つの予防・改善法を紹介します。
ニキビを減らしてクリアな肌を目指したい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
◇ニキビができやすい人の特徴
ニキビができやすい人には以下の特徴があります。
- 皮脂分泌が過剰になっている
- ターンオーバーが乱れている
詳しく解説します。
①皮脂分泌が過剰になっている
ニキビは、皮脂が過剰に分泌されると発症しやすい傾向にあります。
過剰に分泌された皮脂は毛穴に詰まりやすいうえ、ニキビの原因となるアクネ菌のエサとなり増殖。皮脂の酸化や菌の増殖によって炎症を起こし、ニキビが発生します。
とくに皮脂分泌が多い成長期や、新陳代謝が活発な夏は皮脂量が増加するため、意識的にケアする必要があるでしょう。
②ターンオーバーが乱れている
ニキビはターンオーバーが乱れているときに発症することもあります。
ターンオーバーとは、一定の周期で皮膚が生まれ変わること。健康的な肌のサイクルは20代で28日、30代は40日と年齢を重ねるごとに遅くなるのが特徴です。
美肌に欠かせないターンオーバーは、サイクルが乱れることで古い角質が蓄積し肌トラブルの原因に。皮脂や汚れが毛穴に詰まりニキビができやすくなります。
ターンオーバーは加齢以外に、紫外線や乾燥などで乱れると言われているため日常的なケアも重要です。
乾燥や紫外線によるダメージは、皮膚の防御反応によりターンオーバーを速めます。肌に備わるべき機能が完成しない状態で生まれ変わるため、肌トラブルが起きやすくなるのです。
◇ニキビを減らす5つの予防・改善法
ニキビを減らすには5つの予防・改善法があります
- ニキビ肌に適したスキンケアをおこなう
- 適切な睡眠時間をとる
- 便秘を防ぐ
- ストレスケアをする
- 肌に触れるものを清潔に保つ
簡単にできることから、ぜひ始めてみてくださいね。
①ニキビ肌に適したスキンケアをおこなう
ニキビを減らすためには、肌にあったスキンケアをおこなうことが重要です。
ただしニキビ肌は炎症が起きて敏感な状態なので、以下の3つのポイントを意識しておこないましょう。
- 優しく洗う
- 低刺激の化粧品を使う
- しっかり保湿する
洗顔料はよく泡立てて、顔に手が触れないよう泡で洗うのがコツです。洗顔後の肌はすぐに乾いていくので、化粧水と乳液での保湿を心がけましょう。
肌の水分と油分のバランスを整えることが健やかな肌に導くために大切です。
②適切な睡眠時間をとる
適切な睡眠時間は、ニキビを減らす対策になります。
肌の修復に大きく関わる「ターンオーバー」を促進させる成長ホルモンは、睡眠中に分泌されます。そのため、十分な睡眠がとれていないとターンオーバーが乱れ、ニキビの改善に時間がかかりやすいのです。
成長ホルモンを意識した適切な睡眠時間は、6〜7時間とされています。
睡眠時間が短いのはもちろん、長すぎるのも体に負担をかけてしまうので、適切な睡眠時間を心がけてくださいね。
合わせて、時間だけでなく「睡眠の質」にもこだわるのがおすすめ!寝る2〜3時間前までに入浴を済ませたり就寝前のスマートフォンを止めたりするなどの工夫でグッと質が高まりますよ。
③便秘を防ぐ
腸内環境を整え便秘を防ぐことで、ニキビを減らす効果が期待できます。
便秘になると腸に有害物質が溜まり、腸内環境が悪化します。腸内環境の悪化は肌に栄養を届けられ、肌荒れの原因となるため注意しましょう。
便秘を防ぐための方法は以下の通りです。
- 適度な運動
- 水分補給
- マッサージ
適度な運動やこまめな水分補給は腸の動きを活発にするので、便秘対策におすすめです。
また両手を重ねて時計回りにお腹をマッサージすると、腸に刺激を与えられるので排便を促せます。
④ストレスケアをする
ニキビを減らしたいときは、ストレスの解消も意識しましょう。
ストレスが溜まるとホルモンバランスが乱れて、男性ホルモンが大量に分泌されます。男性ホルモンは皮脂量を増やしたり角質が硬くなったりする作用があるため、ニキビができやすくなります。
ストレスケアの方法は以下の通りです。
- 運動
- 森林浴
- 瞑想
適度な運動は気分転換やリラックスができるため、ストレス解消におすすめです。森林浴には樹木から発散されるフィトンチッドにより、ストレスを解消する効果があるとされています。
身近に緑を取り入れたり自然豊かな公園で運動したりするなどして、リフレッシュしましょう!
参考:森林セラピー推進協議会
⑤肌に触れるものを清潔に保つ
不衛生な環境はニキビを悪化させるため、肌に直接触れるものを清潔に保つように心がけましょう。
肌に触れるものに菌が付着していると炎症部位に菌が侵入し、症状を悪化させてしまいます。
とくに以下のようなものは肌に触れる機会が多いため、注意が必要です。
- 枕カバー
- タオル
- メイクブラシ
定期的な洗濯はもちろんのこと、ブラシやスポンジなどのメイク用品のお手入れも重要です。
ニキビができやすい箇所に触れるものは、できるだけ清潔に保ちましょう。
◇ニキビを減らす効果が期待できる食べ物
ニキビは食生活でも回線が期待でき、中でも以下のような栄養素は効果があると期待されています。
栄養素 | 期待できる効果 | 食べ物 |
ビタミンA | 皮膚の健康を維持する | レバー、卵、モロヘイヤ |
ビタミンC | コラーゲンの生成を促す メラニンの生成を抑制する |
パプリカ、ブロッコリー、キウイ |
ビタミンE | 酸化を防ぐ | アーモンド、あゆ、きなこ |
必須脂肪酸 | 炎症を抑える | サンマ、アジ、イワシ |
食物繊維 | 便秘を改善する ⇒新陳代謝が高まる |
海藻、ゴボウ、さつまいも |
参考:農林水産省・健康検定協会
これらはニキビや肌トラブルに効果に期待できる栄養素(食材)と言われていますが、過剰摂取は注意が必要です。たとえばビタミンAを過剰に摂取すると、頭痛や発疹など別の症状が発症することがあります。
ひとつの栄養素に固執せず、バランスの取れた食事を心がけましょう。
とくに脂質を多く含むものはニキビの原因になりやすいため、ヘルシーかつバランスの良い和食がおすすめです。
◇ニキビができた時の注意点
ニキビができてしまった際の注意点は、以下の通りです。
- 触る
- 潰す
- 刺激を与える
- 放置する
- メイクで隠す
とにかく患部を刺激しないことが大切です。
ニキビを隠すためのコンシーラーやファンデーションの厚塗りも、毛穴をふさいでしまい悪化の原因に……。
油分の多いリキッドファンデーションやクリームファンデーションは避け、油分や刺激の少ない「ニキビ用」や「ミネラルファンデーション」を使いましょう。
◇ニキビを一晩で減らす方法はある?
一晩でニキビを減らすことは難しいですが、目立たなくすることはできます。
早期にニキビを改善したいときにおすすめの方法は、以下の3つです。
- 抗炎症薬を塗る
- ニキビパッチを貼る
- 抗生物質を処方してもらう
ニキビの炎症を抑える薬や外的刺激から守るシールは、薬局などで購入できます。
ただしニキビの状態によって効果は異なるため、早めに皮膚科の診察を受けましょう。
◇まとめ
ニキビを減らしたいときはニキビ肌に合ったスキンケアだけでなく、睡眠や食事などの生活習慣を見直すことも大切です。
とくに「肌のターンオーバー」は最重要!肌トラブルの改善には欠かせない作用!生活習慣や保湿ケア、紫外線ケアに気を配りターンオーバーのサイクルを整える意識が美肌につながります。
ただし症状が改善しない場合は、早めに皮膚科などの専門医に相談してくださいね。
とはいえ、まずは自身でニキビケアをしたいという方もいるでしょう。そんな方は、美肌に欠かせない保湿や洗浄の効果に期待できるバスグッズを使うのがおすすめ!
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